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日本のSFマンガから発見 宇宙人調査File

編集部員私物

地球に来ているの? どんな姿をしているの? 現代の科学では、宇宙人のことはまだまったく分かっていませんが、SF作品には未知の惑星や宇宙人がたくさん登場しています。世界的に評価の高い日本のマンガにどんな宇宙人が描かれているのか探ってみましょう。フィクションがノンフィクションになる日がやってくるかも?

File 1 地球を侵略/防衛する

日本にSFマンガブームを起こした『宇宙戦艦ヤマト』では、ガミラス星人の侵攻によって壊滅的な被害を受けた地球を救うため、宇宙戦艦ヤマトの乗組員たちが汚染除去装置を求めて宇宙を旅します。人気ラブコメディ『うる星やつら』のヒロイン・ラムちゃんも、元は地球侵略のためにやって来た宇宙人で、『アンパンマン』のライバル・ばいきんまんは、地球をばい菌でいっぱいにすることをもくろむバイキン星の宇宙人。その一方、地球を守る宇宙人が登場するマンガも多数あります。80年代の人気少年マンガ『キン肉マン』の主人公・キン肉スグルはキン肉星の王子。ひょんなことから地球に漂着し、悪の怪獣や宇宙人と戦うヒーローになりました。マンガや映画の中では、さまざまな形で繰り広げられている正義と悪の宇宙人の戦い。もしかしたら、現実にもすでに地球は狙われているかも?

File 2 地球に生まれ変わる

幅広い年代の女性から支持されている少女マンガ『美少女戦士セーラームーン』では、千年前の月の王国シルバー・ミレニアムが滅ぼされ、地球に生まれ変わった各惑星の王女たちが「セーラー戦士」に変身して、地球を支配しようとする宇宙の悪の組織と戦います。『ぼくの地球を守って』は、地球の観察のために月に基地をつくった異星人たちが地球に生まれ変わり、過去の因縁に導かれて前世の謎を解き明かすSF少女マンガ。前世の仲間を探すためにオカルト雑誌にメッセージを投稿するシーンを真似する少女が続出し、80年代に「前世ブーム」を巻き起こしました。実は『アンパンマン』も、あんぱんに流星が飛び込み「いのちの星」が宿ったことで生まれたヒーロー。私たちが星空を見上げて感動したり、懐かしく思うのは、もしかしたら別の星にいたときの遠い過去を思い出しているからなのかもしれません。

アユハ2018年10月号表紙 (590x800)
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