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【試し読み】美と降魔について 第2回「人生の転落を招く執着に注意」

2017年9月7日、東京都・幸福の科学 特別説法堂で説かれた法話から抜粋してご紹介します(全4回)

高貴な美には
〝魔除け〟効果も!?

前回は、美女は男にとって地位や名誉の代わりになるところがあり、昔から王族や皇室では、国民から敬愛を受けるためにも、権力の象徴としても、妃には〝高貴な美”が求められるという話をしました。
もう一つ述べると、〝高貴な美〟のなかには、一種の近寄りがたさもあります。そのあたりが、不純な考えや邪な考えを持った人間にとっては近寄りにくい感じを醸し出している面もあるのです。その意味では〝天上の美〟を現している場合もあるし、そうではないものもあるでしょう。
ただ、近寄りがたさは、どうしてもあるような気がします。確かに、例えば美智子さまなどは、若いころの映像等を観ても多少この世離れしている面があります。普通のサラリーマンが奥さんにもらうには、近寄りがたくてたまらないというか、ちょっときついというか、〝空中に住んでいる”ような感じがするのです。ですから、そういう〝魔除け〟になる面も多少あるのではないでしょうか。

欲望があると、醜いものも
美しく見える

このあたりが美については難しいところです。というのも、仏教では伝統的に、執着を起こしやすいものとして描かれていることが多いのです。
特に釈尊在世時前半の悟りを開くまでの間は、どちらかというと執着として、美の部分が説かれていることが多いのではないかと思います。
王家の跡継ぎになると、美人がたくさん嫁に来たりもするし、お金もあるし、いろいろ飾るものもあるのですが、それらはみな、出家して、真理を求め、善とは何かを求めるには、邪魔や妨げになる面があったのです。ですから、成道するまでの間は、その執着の部分を大きくするところがあったのかなと思います。釈尊の父王も、釈尊が出家しないように、そういうもので食い止めていたと仏伝にも書かれています。
降魔の最後には、魔性の者たち、悪魔の娘たちが悪魔に使われて、カピラ城の妃たちや側室たちの美しい姿に化け、「帰ってらっしゃい」と出てきます。そこで、釈尊は心を奪われそうになるのですが、「おまえは魔だな」と見破ります。
そして、見破ったとたんに、妃のヤショーダラやゴーパーのまねをしていた者たちの正体が現れるのです。正体を見抜かれると、ものすごく美人だった人たちの口が耳まで裂けて、目がランランと光り、いわゆる夜叉、女悪魔の姿に変わっていくというのが仏伝に出てきます。
また、仏の格好をして出てきた者が、正体を見破られた瞬間に悪魔の姿に変わるというのもあります。「外見上、美しいと見えていたものが、正体を見破られると、悪魔の姿に変身する」という、ここのことを「降魔」と言うのです。
悪魔そのものは、実態を見れば、決して美しくはありません。汚いというか、醜いものです。その醜いものが美しいものに見えているというのは、肉体を持った欲望の目によって、そういうふうに見せられている面があるということです。
こういうことを言うと、女性たちは非常にがっかりすると思いますが、現代は、化粧などで〝化ける”時代です。化粧を落とすと、夜とか朝とかにびっくりするような方や、「どちらさんですか?」と聞かないと分からないような方もいらっしゃいます。会っても分からない方がたまにいるので、なかなか難しい時代ではあります。

地獄では
炭がダイヤモンドに見える

悪魔の姿は、本来は美しくありません。皆さんに分かるように言えば、映画「エイリアン」に出てくるエイリアンの姿です。宇宙トカゲみたいな顔をしていますが、美しいとはお世辞にも言えません。知能が高いかどうか、あるいは科学技術文明が進んでいるかどうかは別として、外見上は美しいとは決して言えないでしょう。
それから、「プレデター」のような、透明になる装備を使って戦闘をするものもいます。それも面をはがせば、『西遊記』の豚の化物の猪八戒をもっと醜くしたような顔というか、豚の口に牙が生えているような、そういう醜いものが出てきます。……

大川隆法 Ryuho Okawa

幸福の科学グループ創始者兼総裁

1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。81年、大悟し、人類救済の大いなる使命を持つ「エル・カンターレ」であることを自覚する。86 年、「幸福の科学」を設立。信者は世界100カ国以上に広がっており、全国・全世界に精舎・支部精舎等を700カ所以上、布教所を約1万カ所展開している。説法回数は2700回を超え(うち英語説法100回以上)、また著作は29言語に翻訳され、発刊点数は全世界で2300書を超える。『太陽の法』(幸福の科学出版刊)をはじめとする著作の多くはベストセラー、ミリオンセラーとなっている。また、映画「さらば青春、されど青春。」(2018年初夏公開)、「宇宙の法-黎明編-」(同年秋公開)など、13作の劇場用映画を製作総指揮している。ハッピー・サイエンス・ユニバーシティと学校法人 幸福の科学学園(中学校・高等学校)の創立者、幸福実現党創立者兼総裁、HS政経塾創立者兼名誉塾長、幸福の科学出版(株)創立者、ニュースター・プロダクション(株)会長、ARI Production(株)会長でもある。

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