web-201803-油井さん

(試し読み)真なる美しさには愛の裏打ちが<希望の洋服店 M SELECT>Vol.17

「パートナーをもっと美しくオシャレにしたい」――そんな女性たちの願いを叶えるファッションコラム。メンズファッション業界の裏側を知り尽くした油井誠氏が、女性読者とそのパートナーのファッションセンスUPをお手伝いします。
 

「愛と美は裏表の関係」と言ったのはアポロンでした。

男女問わず「働く人は美しい」と感じる瞬間があります。

仕事には無意識に「利他」――他者や世の中への愛という側面があるからでしょうか。

人間ひとりは孤独なようで、家族や隣人、先人の知恵や努力、さらには守護霊や高次元存在の愛にくるまれています。

その大本には地球神がおられますが、「生命を与えられて在る喜び」をかみしめると、感謝から愛を与えたくなります。

人生の問題集の共通課題は愛。苦難と見える人生場面にも、魂の成長という大いなる愛の裏打ちが施されていることも。

さて、衣類は物理的に人をくるむものですが、私たちは素材技術の進化にも包まれています。

ジャージーや裏毛などのカットソー(cut and sewn)は丸編みとも呼ばれます。

丸編み機で筒状に編んで、片側を切り開いてつくる素材。縦糸と横糸を直線的に織る布帛と比べ、糸が曲線状に編み込まれるカットソーはストレッチ性に優れます。

女性ファッションを解放したシャネルも、そのフィットする性質に着目したことでしょう。
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油井誠 Makoto Yui

長野県生まれ。関西外国語大学外国語学部英米語学科在学中にアメリカへ留学。卒業後、セツモードセミナーで絵と服飾デザインを学び、編集記者、ファッションモデルエージェントを経てファッション業界へ。メルローズのプレスを皮切りに、Men’s Melrose、TAKEO KIKUCHI、パーリーゲイツのメンズデザイナー、伊勢丹研究所のメンズコーディネーター、ラコステのメンズMDチーフ、リーバイ・ストラウスジャパンのバイヤー、MDプランナーなどを務める。現在はフリーランスとして活動中。