web-201709-油井さん

スーツ姿はステキなのに オフのスタイルは残念!?「希望の洋服店 M SELECT」Vol.11

「パートナーをもっと美しくオシャレにしたい」――そんな女性たちの願いを叶えるファッションコラム。メンズファッション業界の裏側を知り尽くした油井誠氏が、女性読者とそのパートナーのファッションセンスUPをお手伝いします。

スーツには制服に似た「シャキッと感」があって、男性を実力より素敵に見せてくれます。週末には「同じ人?」と疑いたくなることも。

定型スーツと違い、カジュアルスタイルは色数もアイテムも無限で自由。自由裁量が大きくなれば、好不調や人生まで見えてきます。考える時間を節約してしまうと「使用済みパターン」にはまりがち。その代表がポロシャツかもしれません。ゴルフ用のポロをお出かけにも着ていませんか? 「アスレジャー」という造語もあり、ファッションにスポーツを取り入れるのもトレンドではありますが……。

ポロシャツの起源は1927年。フランスの著名なテニス選手だったルネ・ラコステが、白い布製シャツが定番だったテニスウェアに、ポロの選手が着ていた襟なしジャージに襟をつけて着用したのが始まりです。胸にマークを配したのも彼が最初だそう。1933年には製造販売会社を創業し、今でもLACOSTEとして残っています。トレードマークは右向きのワニで、相手に食らいついたら離さない彼のテニススタイルが由来です。……

九月号表紙アイキャッチ
続きは本誌へ
記事DATA

油井誠 Makoto Yui

長野県生まれ。関西外国語大学外国語学部英米語学科在学中にアメリカへ留学。卒業後、セツモードセミナーで絵と服飾デザインを学び、編集記者、ファッションモデルエージェントを経てファッション業界へ。メルローズのプレスを皮切りに、Men’s Melrose、TAKEO KIKUCHI、パーリーゲイツのメンズデザイナー、伊勢丹研究所のメンズコーディネーター、ラコステのメンズMDチーフ、リーバイ・ストラウスジャパンのバイヤー、MDプランナーなどを務める。現在はフリーランスとして活動中。