web-201709-こうたさん

【INTERVIEW】シンガーソングライター 恍多「私にとって音楽は神様そのもの 音楽で人を元気にできたら最高です」

信仰心あふれる歌声で、ときに聴く者に涙を流させるシンガーソングライターの恍多さん。ニューアルバム「pray for…」を完成させた彼女に、信仰と音楽のストーリーを聞いた。

♪ きっかけはニューヨーク

歌を歌うきっかけになったのは、高校を卒業してすぐ、1カ月ほどニューヨークに行ったことでした。「音楽とアートとファッションの中心地」への憧れと、子供のころによく見ていたテレビ番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」の最終地点というのが決め手で、「海外に行くならニューヨーク!」と決めていて(笑)。全然英語もできないのに気持ちだけで行きましたが、ストリートで歌っている人たちのクオリティが高くて衝撃を受けましたね。みんな自由だし、すごく惹かれるものがありました。

それでもまだ自分が何をやりたいのかがよくわからなくて。音楽は小さいころからずっと好きでしたが、自分には無理だと思っていたので、“自分が歌う”という発想自体がなかったんです。でも、昼はアパレルで働きながら、夜はクラブDJという生活をしていたときに、友人に「そんなに歌が好きなのにどうしてそれを仕事にしないの?」と言われて、はっとしたんです。それでオーディションを受けるようになりました。それが23~24歳のころなので、歌を始めたのはすごく遅かったと思います。

♪ 曲作りを始めるまで

演奏を聴きながら食事ができるレストランでの歌の仕事をいくつも掛け持ちしながら自分のライブをするようになると、急に世界が広がり、音楽関係者の友人がたくさんできました。デビューして活躍しているアーティストや、一流のアーティストを支えるバックミュージシャンたちともたくさん知り合いました。音楽が好きで歌が好きで、当たり前のように自分で曲を作って表現する、という人たちの集まりだったので、自然と影響を受けて、ようやく自分でも曲を作り始めるようになったんです。だから曲作りを始めたのも、ほかのミュージシャンより遅かったですね。「思いのたけ」を詞にすることや、自分を表現することがすごく恥ずかしくて、曲作りができるようになるまでは、とても時間がかかりました。

♪ 信仰との出会い

私が小学生のときに両親が幸福の科学の会員になり、姉もすぐに信仰するようになったのですが、私はずっと反発していたんです。信仰の話も奇跡の話も、ずっとそっぽを向いてばかりで。周囲も「この子に信仰を伝えるのは無理」と、あきらめていたと思います。

でもあるとき、「自分の手に負えないこと」が起きたんです。子供の流産でした。結婚して子供ができて、5カ月のときの検診で、「赤ちゃんが死にそうだ」と言われ、即入院に。お医者さんから、「奇跡に賭けるしかないです。ほぼ無理なのであきらめてください」と言われたときに、今までさんざん嫌っていた「奇跡」というワードに対して、どうしていいかわからない自分がいました。どうすれば「奇跡に賭ける」ことができるんだろうって。主人は流れ星を探しに行ったぐらいだったんです。

結局、「赤ちゃんはもう助からない。猶予は5日間ぐらいだ」と宣告されたときに、姉にこう言われたんです。「だったらおなかの中で生きている間に、赤ちゃんに感謝の気持ちを伝えなさい。愛してるなら愛してるって伝えなさい。おなかに来てくれた赤ちゃんに慈しみの気持ちを持って、命があるうちに感謝の気持ちを伝えきりなさい」って。それで、5日間寝たきりの状態のなかで、ずっと赤ちゃんに「おなかに来てくれてありがとう」と「愛してる」を伝え続けました……

―――続きは本誌へ―――
 


 

NEW ALBUM

「pray for…」恍多-kouta-
Track List
1.そのままで
2.美し国の旅人
3.スバラシキ仲間/イシンホームテーマソング
4. Beautiful
5.夢は叶う~DREAMS COME TRUE~
  /イシンホームテーマソング
6.手と手
7. pray for…

8月5日(土)発売 全7曲 ¥2,000(税込)

SLTCD-0009/Ⓟ 2017 NEW STAR PRODUCTION
制作・著作/発売・販売元:ニュースター・プロダクション株式会社

「pray for…」というメインの曲をはじめ、夢に破れた人、傷ついている人、苦しみのなかにいる人、夢をあきらめかけている人、絶望の淵にいる人、自信のない人、そういう人たちに救いの手を差し伸べたいという願いを込めて作りました。元気がなくなっている人にこそ聴いてほしい「祈り」のアルバムです。(恍多)

Present 恍多さんのアルバム「pray for…」を直筆サイン入りで3名様にプレゼント。くわしくは本誌109ページをごらんください。

九月号表紙アイキャッチ
続きは本誌へ
記事DATA

恍多 kouta

シンガーソングライター

1979年2月4日生まれ。青森県八戸市出身。シンガーソングライター。19歳の時に初めて訪れたNYの音楽シーンに感銘を受け、上京後、歌の世界を目指す。首都圏近郊のカフェやクラブ、レストランなどでライブをしながらTV番組やCMソングなど幅広く活動を展開。2013年にシングル「光の惑星」でソロデビュー。2015年にアルバム「Twice Born」、2016年にシングル「THERE IS A RIVER」をリリース。2014年には絵本『トカゲのなみだ』も手がける。双子の母でもあり、日常の親しみやすい表現を心がけながら「宇宙の美と調和」を伝えるための音楽を探究している。

 

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