web-201805-油井さん

(試し読み)ネクタイは愛する人を守るため<希望の洋服店 M SELECT>Vol.19

「パートナーをもっと美しくオシャレにしたい」――そんな女性たちの願いを叶えるファッションコラム。メンズファッション業界の裏側を知り尽くした油井誠氏が、女性読者とそのパートナーのファッションセンスUPをお手伝いします。
 

街が桜で彩られる4月は、社会に巣立つ人も多い季節。新しいネクタイを締めると身も心も引き締まります。

neck tie(首に結ぶもの)の起源は、「ローマ兵が首に巻いた防寒用」説もあれば、「ルイ13世の傭兵だったクロアチア兵が巻いたスカーフ」説も。

その布が気になったルイ14世が「あれは何?」と質問したところ、「クロアチア兵(cravat)です」と勘違いで答えたことから、フランスでは今でもクラバットと呼ばれているのだとか。

傭兵とは、いわゆる出稼ぎ兵士のこと。

愛する人が守られるよう、家族や恋人が、神に祈った布を首に巻いてから送り出したそうです。……

ayuha5 アイキャッチ
続きは本誌へ
記事DATA

油井誠 Makoto Yui

長野県生まれ。関西外国語大学外国語学部英米語学科在学中にアメリカへ留学。卒業後、セツモードセミナーで絵と服飾デザインを学び、編集記者、ファッションモデルエージェントを経てファッション業界へ。メルローズのプレスを皮切りに、Men’s Melrose、TAKEO KIKUCHI、パーリーゲイツのメンズデザイナー、伊勢丹研究所のメンズコーディネーター、ラコステのメンズMDチーフ、リーバイ・ストラウスジャパンのバイヤー、MDプランナーなどを務める。現在はフリーランスとして活動中。