web-201803-シングル座談パパ

(試し読み)<座談会>私たち・僕たち「シングル家庭」で育ちました。パパ編

母子家庭と父子家庭。それぞれで育った男性たちの葛藤と、自分がパパになってから気がついた家族への思いとは。

若笠さん(30)
結婚6年目。3歳の娘と1歳の息子のパパ。幸福の科学 杉並支部の支部長。3歳のときに両親が離婚し、父親に引き取られる。
田中さん(仮名・33)
結婚8年目。6歳の息子と5カ月の娘のパパ。会社員。生まれる前に父親が逝去。

片親だから親と仲良くなれた

 私の父は、私が生まれる前に亡くなり、母が女手ひとつで育ててくれました。母は私を産むかどうか迷ったそうなのですが、育てるという決意をしてくれて。

 そうだったんですね。私は3歳のときに両親が離婚し、父と祖母と私の3人家族でした。母とはときどき会っていて、今も孫の顔を見せに行ったりしています。

 2人ともひとりっ子ですね。今にしてみると、母と一対一で愛情を一身に受けられたのはよかったかなと思います。

 確かに、片方の親ととても親密な関係を築けたというのは、シングル家庭で育ってよかったところかもしれないですね。父とは結構大きくなるまで一緒にお風呂に入っていて、湯船で人生の教訓を教えてもらいました(笑)。

 男同士ならではですね(笑)。わが家も母とは友達親子のような関係でした。でも仲がよかった分、小さいころは母が従兄弟やほかの子供の世話をしているのを見て、ショックを受けたこともありましたね。「お母さんにとって、自分は100%じゃないんだ!」って。

 本当はそうじゃないんですけどね。でも分かるな~。

父親になって改めて気づく〝家族〟の素晴らしさ

 実は私、つい最近まで「家族」という言葉が嫌いだったんです。両親が揃っていない家庭で育ったことに劣等感を持っていて。特に思春期は、「あなたしかいないわ」と自分を認めてくれる女性を求めて葛藤していました。

 でも「私はあなたの母親じゃないの」って言われることもありますよね。

 ありますね。家内は自分のそういう葛藤をすべて受け入れてくれたので、結婚に踏み切ることができたんです。
……

 


 
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