紫外線基礎知識アイキャッチ

いまさら聞けない紫外線基礎知識 Q&A

紫外線の防御はもはや常識になったけれど、知ってるつもりや思い込みでなんとなくケアをしている人もまだまだ多いはず。
ここでもういちどUVケアの常識をおさらいしてみましょう。

Q.1 UVAとUVBの違いは?

A. UVAはシワやたるみ、UVBはシミやそばかすの原因となる紫外線です。

UVA(紫外線A波)は真皮まで到達してシワやたるみを引き起こし、深刻な老化の原因となる紫外線。UVB(紫外線B波)は肌表面に到達してメラニンを生成し、日焼けによるシミ・そばかすの原因をつくる紫外線です。とくに雲や窓ガラスも通過するUVAは、日差しに関係なく3月ごろから急増するので、いまからしっかりUVケアを。

Q.2 くもりや雨の日、室内や日陰にいればUVケアをしなくてもいい?

A. 日差しに関係なくUVケアは必要です。

紫外線は、くもりの日でも快晴の日の50%、雨の日でも30%も降り注いでいます。また、紫外線の6割が散乱光。つまり、日差しが遮られた場所にいても、空気中の分子や粒子に当たって散乱した紫外線が、四方八方から降り注いでくるのです。ちなみに、1日のうち紫外線量が最も多いのは、午前10時~午後2時の時間帯。とくにUVAは朝から強烈に降り注いでいるので、朝起きたら即UVケアを。

Q.3 そもそも「SPF」と「PA」って?

A. SPFはUVB、PAはUVAを防ぐ数値です。

PFは、日焼け止めを塗ったときと塗らないときと比べて、UVBを何倍防げるかを示す数値です。例えばSPF30の場合、30×20分=600分(約10時間)ということになります(SPF1は約20分というのが基準)。PAは、UVA防止効果の目安で、PA+→PA++→PA+++と、+の数が多いほど防止効果は高くなります。

Q.4 紫外線対策は夏だけで大丈夫?

A. 冬でも真夏の約50%の紫外線が降り注いでいます。

紫外線は3月ごろから増えはじめ、4月~9月ごろまでがピーク。1年でもっとも紫外線量が多いのは5月です。また、紫外線が少ないとされる冬の時期でも、5月の約半分の紫外線が降り注いでいます。夏場だけではなく、年間を通してのUV対策を。
(本誌美容ライター 千馬有希子)

Photo: allie holzman

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