映画「愛国女子-紅武士道」初日舞台挨拶レポート

日本文明の祖にあたる神・天御祖神(あめのみおやがみ)より伝わる武士道精神をテーマにした、映画「愛国女子―紅武士道」が、2月18日についに全国227館で公開。

同日、シネマート新宿にて公開初日舞台挨拶が行われ、赤羽博監督、大田薫総合プロデューサー、主演の千眼美子さん、共演の田中宏明さん、主題歌「愛国女子は往く」を担当した歌手の篠原紗英さんが登壇しました。

満席の観客に拍手喝采で迎えられた一同。

大田プロデューサーは、「この映画で一番伝えたかったのは、真なる武士道精神の復活です。今の日本を取り巻く環境を見ると厳しいものがある。中国の軍事拡張、北朝鮮のミサイル実験……。このままでは日本に亡国の危機が迫っています。今こそ、武士の精神と愛国心を取り戻さなければ」と本作に込めた思いを熱弁し、「大和静を中心とする4人の若者を通して、愛国心を持ってこの国のために戦うということは一体どういうことなのか?そしてこの世とあの世が連動して国が動くという点においても注目してご覧いただきたい」と見どころを語りました。

赤羽監督は、自身が学生の頃に初めて武士道精神を体感したと語り、「(武士道精神とは)善悪の違いが判る目を心に持つことです。素晴らしいこの国の精神を、もう一度取り戻し守らなければいけない。そのためには正邪を分かつ目を持つこと、そして正しい信仰を持つことが必要です」と訴えます。

危機的状況に置かれた日本で、強い正義感とともに立ち上がる大学生・大和静を演じた千眼さん。

作品完成と公開に「本作には、今の日本を取り巻く状況がリアルタイムに取り込まれていることから、いまだかつてない緊張感を持って挑みました。でも私は真剣勝負の厳しさ、真の武士道精神という高みに遥かに及ばず、力が至らなかったと思います。その未熟さを痛感する中で、監督をはじめとする皆さんの熱意に感謝しています」と感謝の思いを込めて涙を浮かべながら語り掛けました。

日本を守るという志のもと、同志たちと活動を展開する青年・高山悟志役の田中さんは「日本や世界の情勢を踏まえて、日本人の心に眠る武士道精神や愛国心、大和魂、そして純粋な信仰心などを真正面から取り扱った重みのある映画」と本作をアピールし、「参加する自分としても覚悟を持って臨みました。僕自身、武士道の神髄には程遠いけれど、引き続き鍛錬を続けて愛国男子として精進したいです」と抱負を述べました。

歌手の篠原さんは主題曲「愛国女子は往く」をフルコーラスで熱唱。

「日本を愛する気持ちがこもった本作が公開されて嬉しい。劇中の楽曲すべてに思いがこもっているので、映画を観る皆さんには一つ一つの楽曲を味わって楽しんでほしいです」と語りました。

最後に、主演の千眼さんは「この映画には、愛国心とは?信仰心の大切さとは?大切な心構えや、精神性とは何か?ということが指し示されています。明るく力強い未来を切り開くために、多くの愛国女子と愛国男子が必要です。なんといっても日本のルーツは天御祖神!これだけは忘れずに持って帰ってください!」と期待を込めて熱弁。

赤羽監督は、「自分に何ができるかを考えたら難しいけれど、“想い”を持っていれば天上界や神に通じます。だからその想いをずっと持ち続けてほしいです。映画をご覧になった方は、愛国女子であり愛国男子です!ぜひ何度でも映画を観に来てください!」と希望を込めて挨拶を締めました。 イベント最後には、客席からは登壇したキャストたちを応援するかのような拍手を送られ、盛況のうちに幕を閉じました。

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