「亭主関白」タイプの夫とうまくいく秘訣とは? 朝ドラ夫に例えて深知り!

一家の大黒柱で、家の主導権を握りたがる「亭主関白」タイプ。
「花子とアン」の花子の親友・蓮子の夫で、頑固かつ愛情表現が不器用な、嘉納伝助に近いかも?

花子とアン

Illustration by Shinichiro Hattori

 

「花子とアン」(2014年度上半期)

『赤毛のアン』の翻訳者・村岡花子をモデルにした、明治・大正・昭和にわたる波乱万丈の半生記。主人公の花子ほか、脇を固めるキャラクターも人気を博した。花子の親友である伯爵家の令嬢・葉山蓮子が卒業後に結婚した石炭王・嘉納伝助はまさに亭主関白を絵に描いたような「元祖・日本の夫」と話題に。

 

「亭主関白」タイプの夫とうまくいく秘訣

① 感謝の思い
男性はみな潜在的に「亭主関白」の要素を持っていますが、このタイプの夫はその最たるもの。例えば今は共働きでも、「本当は大黒柱の自分ひとりが働いて、妻には家のことだけしてもらいたい」と思い、仕事で認められようと頑張っているかもしれません。

ただ、それを口に出したりはしないため、奥さまは「夫は仕事に一生懸命だけど、家のことは手伝ってくれない」「家事の分担などでケンカになる」などと悩むこともあるでしょう。

客観的に見てみると、「亭主関白」タイプのご主人は、仕事をきっちりこなす、頼りがいのある存在です。結婚を決めたときには、「一生懸命働いて、家族を守ってくれそう」「頼もしい」など、「この人となら一緒に生きていける」という思いがあったのではないでしょうか。ご主人が一家の大黒柱でいてくれていることに、改めて感謝の言葉を伝えてみましょう。

 
② 女の勘を磨く
特に最近の男性は、女性に“優しさ”を求めることが多いように感じます。仕事で疲れている男性は、妻に安らぎやくつろぎを求めるのですね。「亭主関白」タイプの男性には、古きよき日本の妻のような、包み込むような愛を伝えましょう。

ご主人をよく観察して、話しかけるタイミングやふさわしい話題を考えたり、スッとお茶を出すなど、“女の勘”を発揮するのがポイント。無口なご主人には、体調や機嫌がよさそうなときに話しかけたり、ニコッと微笑んだりするだけでも、気持ちは伝わるはずです。

 
③ お願い上手
何かをお願いするときも、「一家の大黒柱」のプライドを守りながら声をかけます。例えば「ハガキを出してきて」と言うのではなく、笑顔で優しく、「ハガキを出してもらってもいい?」とお願いしてみましょう。かわいい妻のためなら、何でもやってあげたくなるものです。

亭主関白タイプの夫は、「妻を守り、家族を引っ張っていきたい」という、男気にあふれた頼れる存在です。ご主人を尊敬する心を持ち、感謝の思いで接すれば、夫婦の仲はもっと素晴らしくなっていきます。

 

<読者体験談>「かわいい妻」になったら夫が優しくなった!

結婚当初は「頑固で高圧的な夫とうまくいかない」と友人に愚痴ることもしばしば。しかしある日、私が夫を悪く思うと、連動するように夫の機嫌も悪くなることに気付きました。本来なら夫の一番の理解者であるべき私が「かわいくない妻」だったことを反省。それからは夫の考えを一旦すべて受け入れると決意し、意識して「かわいい妻」でいると、夫も優しくなったんです。自分の行動次第で夫婦関係はよくしていけると実感しています。(Aさん・30代夫婦)

 

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『女性らしさの成功社会学』
大川隆法 著 / 幸福の科学出版

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あげまんの最強の条件としては、やはり「母性」ということです。(73ページ)

(「Are You Happy?」2016年8月号)

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