ママ友づきあいが楽になる!ほどよい距離感のつくりかた

「親しき仲にも礼儀あり」という言葉もありますが、距離感の測り間違いはトラブルの原因になることも。まずは読者のエピソードを見てみましょう!

CASE どんどん距離を詰められて!?

ママ友ルール1

Illustration by yuzuta

同じマンションのママ友と仲良くなったら、ぐいぐい距離を詰めてくる人で困りました。子供と一緒にうちに遊びにきて夕食時になっても帰らず、結局何だかんだと晩ご飯まで食べていったときにはびっくり!(30 代・1 児の母)

 
〔あるあるEpisode〕

● 愚痴のオンパレード

仲良くなると、毎日のように会いたがるママ友がいました。最初は付き合っていたのですが、愚痴ばかりでだんだん気疲れしてしまい……。アドバイスをしても、「でもさ~」と畳み掛けるようにマイナスのことばかり話すので、ガマンして聞いているしかなく、つらかったです。(40代・1児の母)

● 地方と都心の意外な違い

地方から東京に引っ越してきたのですが、東京のほうが意外と人間関係で悩むことが少ない気がします。地方ではどっぷりと“みんな仲良し”な雰囲気で、それに伴うトラブルもあったのですが、東京はサバサバしています。付き合うときは付き合うけど、そうじゃないときはさっぱりしていて居心地がいいので、私は東京のほうが合っているのかも。(30代・2児の母)

● 気の許しすぎに注意

一度気を許すと何でも頼んでくるママ友がいました。自分の子を他のうちのお母さんに見てもらって、自分はひとりで遊びに行ってしまったり……。その話が裏で出回って「みんな気をつけようね」とママ友たちで注意し合う事態になっていました。(30代・1児の母)

 
 

〔アドバイス〕
ママ友と距離を置くことを怖がらないようにしましょう

踏み込みすぎたり、踏み込まれたり、難しいママ友との距離感。ほどよい距離感のポイントを、元保育士で幸福の科学 大府支部長の原田悦子さんに聞きました。

 

どうしても合わないなら距離を置く勇気も必要

子供を介して発生するママ友との関係は、子供も親も気が合っているならいいのですが、子供は気が合っていてもお母さん同士は合わないこともあるでしょう。

私自身も、娘が私とは肌の合わない親御さんの子供と仲良くなり、悩んだことがあります。娘がそのお友達の家に遊びに行くときには、子供たちを遊ばせながら、必ずお母さん方と一緒にお茶をすることになるのです。そこでの話題はいつも子供の習い事やブランド物の自慢話で、とてもついていけませんでした。
また、娘以外の子は全員ピアノを習っていたので、子供同士でもピアノの競争になっていて、親の私のほうがつらくなってしまいます。一、二度は参加しましたが、「娘は仲良しでも、自分はこのグループとは距離を置こう」と割り切り、その後は参加せず、時間になったら娘を迎えに行くようにしました。

ママ友といい距離感を保つために、プライバシーに踏み込まないように注意して、「こんにちは。雨で困りますね」ぐらいのあいさつとお天気の話だけで切り上げるようにしました。「風邪を引いていたんですか?」と聞くと、「そうそう、それでね……」と長くなり、いつの間にか違う話になって、「あの人がこう言っていたわよ」と、思いもよらない形で話が広まってしまうこともあったからです。

 

いい距離感のために自分なりのルールを

他のママ友たちともお茶をしたり、立ち話でお昼ごろまでおしゃべりをしていたこともありましたが、話題の中心は、誰かのうわさ話。事実ではないことや尾ひれがついた話も多く、ガス抜きになった反面、「人は何でこんなに悪口やうわさ話をするのだろう」と悲しくなってしまったこともあります。

唯一よかったのは、同居世帯のママ友たちとの関係です。「お昼には帰らないといけない」という暗黙のルールがあったので、誰かが「洗濯物干さなきゃ」と言ったら、「そうよね、うちも」と言って、パッとさよならができるお友達とは、いい距離感を築くことができました。

自分の中でそれなりのルールを持って付き合っていると、細く長く続く関係、久しぶりに会っても「最近どう?」と声をかけられる間柄でいられると思います。

 

今あるママ友グループだけにこだわらない

ほどよい距離感を保つポイントは、「目の前のママ友グループだけにこだわらないこと」だと思います。私は4人の子供それぞれのお付き合いがあったことが幸いしましたが、今は公共の施設や趣味の世界などでもママ友ができるチャンスはあります。ぜひ違うコミュニティにも目を向けてみてください。

今の集まりから抜けたら自分も悪口を言われるかもしれないし、子供がのけ者にされるかもしれないと思うと怖くて、ずるずるとその場に留まってしまう人の気持ちもよく分かります。でも、自分にも生活がありますから、その時間でやらなければいけないことがあるならば、「帰ります」と言う勇気も必要です。始めから完璧な距離感はつくれないものです。怖がらずにまずは一歩を踏み出してほしいと思います。

 
(「Are You Happy?」2018年5月号)

大府支部 支部長

幸福の科学 大府支部長、愛知県東浦町議会議員。高校卒業後、保育士として保育所に勤務。13女の母。