高所、閉所、水……特にトラウマがあるわけでもないのに、とてつもない恐怖を感じてしまう恐怖症。現代医学では解明されていない、スピリチュアルな原因を解説します。
恐怖症の原因は“過去世のカルマ”
高いところが怖い、小さな部屋やエレベーターに入るのが怖い、水が怖い、尖ったものを見るのが怖い、特定の動物が怖い……。物心つくころから「この恐怖は一体なに?」と疑問を感じている人も多いのではないでしょうか。幸福の科学のリーディングによると、身に覚えのない恐怖症の原因は「過去世にある」ことがほとんど。過去世で受けた強烈なショックが“カルマ”として魂に残り、現在、一種の恐怖症として現れているのです。リーディングや退行催眠による前世療法などで、過去世の原因を本人がはっきり自覚した場合、恐怖を感じなくなるというケースもあります。
1 水恐怖症
海や川、プールなど、「水を見る(入る)のが怖くてしかたがない」という人は、たいてい「水の中で亡くなった過去世」があります。ある水恐怖症の女性のリーディングでは、水責めで殺されたクリスチャンの過去世が出てきました。川で溺れたり、洪水で亡くなったりした方の場合、次に生まれ変わったときには、水への恐怖心が湧いてくるかもしれません。
2 高所恐怖症
高いところが怖い人は、「過去世で高所から落ちて亡くなる経験」をしている方がほとんどです。例えば、戦争中に鉄砲で撃たれて崖から落ちた、登山中に滑落したなどの体験があります。近年、特に飛行機に恐怖心を抱く「飛行機恐怖症」もありますが、それは飛行機事故で亡くなった過去世を持つ方に多いようです。
3 閉所恐怖症
小さな部屋やエレベーターなどに入ったとき、「閉じ込められる(窒息する)のではないか」と恐怖心を抱く「閉所恐怖症」の原因は、「過去世で閉じ込められ、亡くなった恐怖体験」にあることが多いとわかっています。調べてみると、ナチス政権下のドイツに生まれ、ガス室で亡くなっていたり、古代エジプトの風習で王のミイラとともに生き埋めにされたなどの記憶が出てきた事例もあります。
4 先端恐怖症
尖った物を見るのが恐い「先端恐怖症」の方は、刀などで目を刺されて亡くなったような過去世があります。ある男性は、「先端恐怖症」かつ「鳥恐怖症」でしたが、過去世で宗教的迫害に遭い、鳥のくちばしで目を突かれて亡くなっていたことがわかりました。そのように動物に危害を加えられた場合、特定の動物への恐怖症が残るケースもあるのです。
◆恐怖症◆スピリチュアル処方箋
生まれ変わりを信じ、過去世に思いを馳せてみる
死後の世界はあり、人間は何度もこの世とあの世を生まれ変わっている存在。その霊的事実を信じ、過去世に思いを馳せてみましょう。あなたの人生観が広がったとき、恐怖心は和らいでくるかもしれません。
Column 性同一性障害も過去世に原因が!?
「性同一性障害」は病気ではない
自分の体に違和感を覚え、葛藤を抱く「性同一性障害」。現代では医学的疾患とされていますが、スピリチュアルな視点から見ると、実は病気ではありません。その原因も過去世にあり、性別に違和感を覚える人は、かつては逆の性別だった可能性が高いのです。例えば、「これまで男性で生まれていたのに、今回は女性」ということにショックを受け、潜在意識で性に対する不満が現れているという事例も。
人間は生まれる前、親子の縁や性別など人生の計画を立ててきます。しかし、現代では人工中絶なども多く、計画と誤差が生じて、やむを得ず違う性別で生まれる魂が多いことも、性同一性障害が増えている一因といえます。
5人以上人を殺めると、来世は女性!?
過去世で荒々しい人生を送った場合、魂のバランスを取るために、あえて女性として生まれ変わるケースもあります。幸福の科学のリーディングでは、「過去世で5人以上、人を殺めた男性は、次は女性で生まれ変わる場合が多い」という事実も明らかになっています。
「性同一性障害」を乗り越えるには
人生は一度きりではなく、人間は何度も生まれ変わる存在です。現在の性に違和感を覚えたら、「どうして自分は女性(男性)として生まれたんだろう」と理由を考えてみましょう。また、「これも魂の経験」と割り切って、女性(男性)だからこそ学べることや、経験できることを楽しんでみてはいかがでしょうか。
参考書籍
『ザ・ヒーリングパワー』
『病気カルマ・リーディング』
『心と体のほんとうの関係。』
(「Are You Happy?」2016年5月号)