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映画「UFO学園の秘密」今掛勇監督インタビュー

“宇宙の中の地球” そして“理想の教育”を感じてほしい

 

「宇宙」×「高校生」の青春SF映画

全寮制の中高一貫校「ナスカ学園」を舞台に、宇宙人によるアブダクション事件に巻き込まれた5人の高校生の活躍を描くアニメーション映画「UFO学園の秘密」。最先端の宇宙人情報とVFXを使った美しい映像で、宇宙の秘密を解き明かしながら、高校生の友情や恋を描く青春SF映画だ。制作総指揮者である大川隆法総裁のストーリー原案を元に作り上げられ、2015年10月10日、ついに公開される。
本作の監督を務めた今掛勇さんは、最初に原案を読んだとき、その壮大さに驚いたそう。
「まず、複雑なのに整然とした、神秘的な世界観に圧倒されました。壮大な宇宙のストーリーですが、主人公は普通の高校生。彼らの目から見た教育や人間関係の葛藤も同時に描かれていきます。そのギャップを自分なりに掴んで映像化していくのに、3年かかってしまいました(笑)」

 

個性的な主人公たち

今回、今掛さんは監督だけでなく、キャラクターデザインや総作画監督も担当。熱血漢のレイ、優等生のアンナ、二枚目で冷静なタイラ、少し不思議ちゃんなハル、オタクだけど優しいエイスケという、個性豊かな5人の高校生が生み出された。
「2012年公開の前作『神秘の法』でも監督を務めましたが、今回は高校生が主人公ということで、今まで以上にアニメーションを強化しなければと思いました。作画枚数をできるだけ増やし、生き生きと高校生たちを動かしています。5人の性格も、海外の方にも受け入れていただくために、実はさまざまな国の人種をイメージしているんです。ぜひ5人の中からお気に入りを見つけてほしいですね」

 

見どころは、地球の色

作品を作る上での大きな柱は、“宇宙の中の地球”と“教育”だったと語る今掛監督。
「映画の中では『地球という星は宇宙の中でどんな存在なのか』が大きなキーワードになっています。5人の高校生は、さまざまな星を旅して地球に戻ってきます。そのとき、彼らに地球がどう見えるかというのは重要なシーン。地球の色には最後の最後までこだわって作り込みました。
『神秘の法』でもVFXを担当してくださったVFXクリエイティブディレクターの粟屋友美子さんが、今回も素晴らしい映像で宇宙を描いてくださいました。ベガ星の美しい色彩の変化、プレアデス星の高貴な世界観など、宇宙旅行気分が楽しめると思います」

 

“理想の教育”を描きたい

「UFO学園の秘密」の舞台であるナスカ学園は、幸福の科学学園那須本校をモデルに、精巧に作り込まれている。
「リアルさにこだわったのは、お父さんやお母さんが経験した学生時代と、今の子供が経験している学生時代に共通する“変わらないもの”を描きたかったからです。高校生たちが自身の夢や、本当の自分を探し求める姿を見て、私と同年代の方や年配の方々に、忘れていた夢や希望、理想を思い出してもらえればと思います。思い出すことで若い人たちに夢を託せるかもしれないし、もしかしたら『いや、まだまだ私たちが頑張るぞ!』と思えるかもしれないですよね(笑)。
映画の中では、『教育にはどんな力があるのか』も大きなコンセプトになっています。私にもふたりの娘がいるのですが、中学校・高校でとても苦労して、学校に行けなくなってしまった時期もありました。今は楽しく大学に通っていますが、彼女たちのためにも“理想の教育”をこの作品で描きたいと思ったんです。レイたち5人は、とても個性を大事にしています。彼らの姿を通して、個性を活かした“理想の教育”というものを感じていただきたいですね」
最後に、読者へのメッセージを伺った。
「『UFO学園の秘密』は、大人も子供も楽しめるSFファンタジーです。美しい映像と素晴らしい音楽、そして壮大なストーリーで新時代の宇宙と教育を描きました。ぜひ、ご家族で映画館に観に来てください」

今掛監督

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今掛勇 

映画「神秘の法」監督

1968年、鹿児島生まれ。アニメーターを経て、TV「キャプテン翼」チーフディレクター、「カウボーイ・ビバップ」セットデザイン、「エリア88」監 督、映画「ルパン三世 DEAD OR ALIVE」メカデザインなど、数々のアニメ作品で活躍している。幸福の科学出版作品では、映画「太陽の法」、「黄金の法」でビジュアルディレクター、映 画「永遠の法」では監督を務めた。