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人は何のためにこの世に生まれてくるのか 幼少期に学ぶべき「人が生まれ、死ぬということ」

今年2月、大川隆法総裁が幼少期の子供たちや、パパママのために「人が生まれ、死ぬということ」という法話をされました。

人は何のために生まれ、人生を生き、また死んでいくのか――。子供には難しいテーマのように感じられるかもしれませんが、大川総裁は冒頭で「本当は難しくなくて、知っていればそれだけで大丈夫なことです」と前置きされました。そうです、本来このテーマは、人が幼少期に学ぶべき人生の基本ですが、現代では子供に真実を話せる大人がとても少ないために、家庭でもなかなか話題にできないのでしょう。

哲学科の教授の言葉

幸いにも、私は神仏に手を合わせるのが日課の家庭に育ちましたが、大学で哲学を勉強しているとき、哲学者サルトルの「人間は、偶然にこの世に投げ出された無意味な存在だ」という思想に出くわしました。また、学内でも高名な実存哲学の教授は「君たちは学校の本当の意味を知っているかね? スクールの語源はラテン語のスコラ、暇という意味だ。偉大な哲学者は、学校も人生も大いなる暇つぶしにすぎないと言ったんだよ。誰か反論できるかね? ハハハ」と得意げに話しました。私は腹の底から怒りを覚えて、「人生が無意味! ?そんなバカな! 哲学は人から希望を奪う学問なのか! ?」と、夜も眠れませんでした。

こうした間違った考え方に子供たちが影響を受ける前に、大人の責任として、人が生まれ、死んでいくことの本当の意味を伝えなくてはなりません。

この世は魂の学校

「みんなは本当は、天国というところで、大人として生活していたんですけども、時々新しい勉強のために、(中略)生まれてくるんですね」(法話より)

人間は、神様によって永遠の生命を与えられた霊的存在ですが、時々肉体を持ってこの世に生まれてくるのには理由があります。一つには、地上で多くの人と出会い、新しいことを勉強したり経験したりしながら、それを魂の糧にして、魂を成長させるためです。だから、この世で経験する喜びも悲しみも、苦労も努力も、無意味などではなく、全部、大事な意味があるのです。

また、「なんでこんな家に生まれたんだ!」と親に文句を言う子がいますが、本当は、両親も家庭環境も、自分の個性や体の特徴も、すべて自分で選んで生まれてきたのです。神様が勝手に決めたわけでも偶然でもありません。

こうした真実を知っているだけで、人生の問題や逆境の受け止め方がまったく変わってくるはずです。

宗教は生き方を教えてくれる

「人がこの世に生まれてくる理由は、他の人たちと仲良くして、そして、協力し合って、いい世の中、いい社会をつくっていくことが目標」(法話より)

人はみな、この世に生まれてくるときは赤ちゃんで、両親や先生やたくさんの人の手を借りて大人になり、働いて世間に恩返しをして、老いてまた必ず死にます。この間の人生の生き方を教えてくれるのが宗教です。

子供たちが、一つ一つの経験に意味を発見しながら力強く生きていけるように、人が生まれ、死ぬことの意味を、家庭でしっかりと教えてあげましょう。

(「Are You Happy?」2022年7月号)

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奥田敬子 

早稲田大学第一文学部哲学科卒業。現在、幼児教室エンゼルプランVで1~6歳の幼児を指導。毎クラス15分間の親向け「天使をはぐくむ子育て教室」が好評。一男一女の母。

 

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