しっかりセットしたのに秒で崩れた、髪型が決まらなくて1日憂鬱……。
そんな髪の悩みがぐんと増えるこれからの季節。
そこで今月は、髪の3大お悩み「広がる」「うねる」「ぺたんこになる」を解決するヘアケア法と、髪質別のおすすめヘアケアアイテムをご紹介。
仕事に子育てに忙しいママたちでも簡単にできるヘアアレンジも参考に、今年の梅雨こそは快適に乗り切りましょう。

「広がる・まとまらない」タイプ
湿気で髪の毛が広がるのはどうして?
髪が水分を吸収し、膨張してしまうから
パーマやカラー、紫外線、ドライヤーの熱などでダメージを受けた髪は、キューティクルがはがれ落ち、毛髪内の栄養が失われてしまいます。雨の日など湿度が高い日は空気中の水分が、スカスカになった髪内部に入り込み、髪が膨張してしまうのです。髪のダメージが多い人ほど水分を吸収するので、髪が広がりやすくなります。
Q1.湿気から髪をガードするためにやるべきことは?
A.まずはしっかり髪を乾かすこと。
スタイリングでなんとかしようと考える前に、まずは髪を完全に乾かすことが重要です。髪が完全に乾いていないと、ますます湿気の影響を受けて広がりやすくなります。特に後頭部や襟足は乾きにくいので、乾いたと思ってからさらに2~3分ドライヤーを当てて念入りに乾かしましょう。暑い季節も温風と冷風を交互に使って、100% 乾かすよう心がけて。ドライヤーは大風量のものがおすすめです。
【まとまりがよくなる髪の乾かし方】
① 髪を持ち上げながら、頭皮と根元の水分をしっかり飛ばすように乾かします。乾きにくい襟足や後頭部は念入りに。
② 髪の中間から毛先に向かってドライヤーを当てます。
③ 全体が乾いたら、頭頂部から毛先に向かって髪を引っぱりながら風を当てて、キューティクルを整えます。
④ 仕上げに、冷風に切り替えて髪全体に風を当てます。このひと手間で髪にツヤが出て、しっかり形状記憶されます。
Q2.広がりやすい髪質のお手入れ法を教えて。
A.朝シャンは絶対NGです!
朝のシャンプーを夜に変えるだけで、広がりはかなり抑えられます。朝出かける前はなにかと忙しいので、乾かし残しが生じやすいもの。髪が完全に乾いていない状態では、いくらスタイリングに時間をかけてもきれいに決まりません。また、毛根から出る皮脂は洗髪から約8時間かけて分泌されると言われています。皮脂は頭皮や髪を保護する大切な役割があるので、紫外線などのダメージを防ぐためにも、シャンプーは夜にすることをおすすめします。
Q3.広がる髪におすすめのケアとアイテムを教えてください。
A.ダメージケアを念入りに。
髪にダメージがあるほど広がりやすくなるので、髪の内部を補強するためにも、週に2~3回のトリートメントで、しっかりダメージケアを。また、髪を乾かす前やスタイリングの前には、必ずオイルなどの洗い流さないトリートメントを使いましょう。スタイリング時は、クリームタイプのワックスなどがおすすめです。水分の多いミストやローションは避けましょう。
「うねり・くせ」タイプ
なぜ湿気で髪がうねったりくせが出やすくなるの?
くせ毛の人は、髪内部のたんぱく質の繊維にばらつきがあるため
日本人の70%がくせ毛と言われているように、くせやうねりで悩んでいる人は多いもの。髪の毛は主にたんぱく質でできており、くせ毛の人はたんぱく質の繊維が均等ではないため、水分を含むと膨らみやすい部分と膨らみにくい部分が出て、うねりが起こりやすくなります。
Q1.職場に着いたら前髪がうねうね……。直す方法は?
A.梅雨時期は、ストレートヘアアイテムとコードレスのミニコテを装備!
うねりを直そうと水で濡らしてしまうと、ますますうねりがひどくなってしまいます。水ではなくストレートヘアケアアイテムを使い、携帯用のミニコテでお直しを。髪を構成しているたんぱく質のケラチンは、150度になると熱変性を起こしてしまうため、アイロンやコテを使うときは、低めの130~140度に設定して。
梅雨時期は、ストレートヘアアイテムとコードレスのミニコテを装備!
Q2.アホ毛が目立ちます。原因と対策を教えて。
A.ブローとアイロン使いで抑えられます。
ダメージなどで途中で切れてしまった髪や、抜けてしまって生えかけの毛などがアホ毛の原因です。乾かし方が足りないとアホ毛が目立ちやすくなるので、まずはドライヤーでしっかり乾かしましょう。あらかじめスタイリング剤をつけ、ブラシで押さえながら熱を当てると、アホ毛のおさまりがよくなりツヤも出ます。ブローだけで抑えられないときは、ストレートアイロンを使うときれいにおさまります。アホ毛の部分をはさみ、軽い力で毛先までスルーするだけなので、アイロンを使い慣れていない人や不器用な人でも簡単にケアできます。
Q3.そもそもうねりやくせって改善できるんですか?
A.頭皮ケアを続けてみて。
年齢とともにうねりやくせが強くなってきたという方は多いですが、実はエイジングによる毛穴のゆがみも原因の一つです。頭皮の血行が悪かったり、加齢などによって毛穴がつぶれてゆがみが生じると、髪がうねって生えてきてしまうのです。週に1~2回、毛穴にたまった皮脂や汚れをディープクレンジングしたり、頭皮用ローションなどでマッサージを続けてみましょう。
ぺたんこにつぶれる
湿気で髪の毛がぺたんこになるのはどうして?
湿気で髪の水分量が増え、髪の重みで根元がつぶれるから
髪は空気中の水分を取り込むので、湿度が高いと髪の水分量も多くなり、重みが増してしまいます。
髪が細くて少なく、ハリやコシがない方は、髪がその重さに耐えきれずに根元がつぶれてぺたんこに。
また、皮脂で髪がベタつきがちな方やスタイリング剤の使いすぎもぺたんこの原因になります。
Q1.ぺたんこになりにくいスタイリングのコツはありますか?
A.乾かすときが肝心です。根元を立ち上げるようにしてドライヤーを。
シャンプー後のドライ時は、髪を持ち上げるようにめくりながら乾かすと、根元がふんわり立ち上がります。つぶれやすいトップは、髪を持ち上げて根元に垂直に風を当てながら乾かしましょう。温風の後は、髪を持ち上げたまま冷風を当てると、よりキープ力がアップします。朝のスタイリング時は、髪の根元にボリュームアップローションをつけ、もみ込むようにして乾かすとふんわりヘアがキープ。
Q2.ペタッとする髪におすすめのスタイリング剤は?
A.ゆるめのテクスチャーのワックスか軽い仕上がりのスプレーを。
細くて量が少ない髪質のタイプは、スタイリングの際に程よいホールド感のあるスプレーを仕込んでみて。ワックスは時間が経つと重みが出てベタッとしてしまいます。ワックスを使うなら、テクスチャーがゆるめのジェルタイプがおすすめです。オイルはぺたんこになりやすい髪質の方はますますぺったりしてしまうのでNGです。
Q3.時間が経つと、前髪がペタッとおでこに貼りついてしまいます……。
A.パウダー入りのスタイリング剤で根元を立ち上げて。
皮脂を吸着するパウダー入りのアイテムでお直しを。気になる部分の根元に少量つけて、指でなじませましょう。
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