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LGBTQの友達がいます。【竜の口法子 校長の熱烈エール もう大丈夫!】

〔お悩み〕
仲のいい友人に、「自分の性に違和感があり、LGBTQである」ということを告白されました。同性の恋人がいるとのことで、写真を見せられたりしましたが、どう反応していいか分からず困ってしまいました。差別や偏見はよくないとは思っているのですが、正直引いてしまい、これから先、今まで通りに仲良くできるか自信がありません。同性愛はあまりよくないと聞いたこともあり、この先、彼女とどう接すればいいか悩んでいます。(神奈川県・18歳)

性への違和感の奥にあるもの

「中高生の女の子が同性の先輩に憧れ、バレンタインにチョコを渡した」という青春の思い出くらいならよくある話だと思いますが、友人がLGBTQであると認識し、それをあなたにも知らせたとなると、身構えてしまうのも無理はありません。私の身近にも、性に違和感を持つ友人がいましたが、まずは「少数者の権利は守らなければいけないが、それが『魔女狩り』みたいになることは避けるべきだ」と考えます。

しかし、知人たちの話を聞いていると、「性への違和感」には根深い「心の問題」があることが多かったのも事実です。例えば子供のころに、一番身近な存在であるはずの親からマイナスの感情をぶつけられたり、暴力を振るわれたりすることで自己否定観を持ってしまったり、学校で体型などの悪口を言われたことで、自分の性を否定するケースも多いのです。

差別や偏見をなくして友人として力になろう

ご質問には、「今まで通り仲良くできる自信がありません」とのことですが、まずは今まで通り、友人として話を聞いてあげることが大切かと思います。決して裁くことなく、もし悩みを打ち明けられたら、解決してあげられるあなたであってほしいと思います。2023年6月、性的少数者への理解を増進し、差別を解消することを目的とした「LGBT理解増進法案(LGBT法案)」が国会で可決しました。政治的には、差別や偏見をなくそうという方向に進んでいます。

LGBTQの霊的背景とは

こうした世の中にあって、あなたにお伝えしたい霊的真実があります。私は縁ある方々の悩みを理解したいし、寄り添いたいからこそ、真実をお伝えします。それは、同性を好きになるということのなかに、「前世の性別の記憶が魂に残り、それが性の違和感に出ることもある」ということです。私たち人間の本質は魂であり、魂を磨くためにこの世に繰り返し生まれてきます。「魂修行」の観点から、自ら性別を選んで生まれてくるため、長い転生において、男女両方の性を経験していることがあるのです。そのため、転生の記憶によって今世(こんぜ)の性別に違和感を覚える人もいます。これがLGBTQなどの霊的背景です。こうした点から見れば、今世、与えられた性で人生を全うすることは、魂の向上への道といえます。

この世は仮の世であり、「魂の修行場」です。誰もがやがてあの世に還ります。「生まれた性で生きることの意味を考えてみよう」と伝えたいです。永遠の生命を持つ魂の歴史からすると、大きな学びの機会と捉え、どうしたら幸福になれるのか、一緒に考えていきたいと思います。あなたも友人にぜひ、「魂の尊さ」を伝えてみてください。もう大丈夫‼

(「Are You Happy?」2024年1月号)

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竜の口法子 

幸福の科学学園 那須本校 校長

1969年静岡県生まれ。文教大学文学部卒業。幸福の科学学園・那須本校の校長。中高時代は陸上部に所属。最近はエアロバイクにハマっています。

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