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一度行くと大好きになる国 台湾を二度と見捨てない

緊迫する台湾情勢

台湾は「一度行くと大好きになる国」と言われます。街の看板には日本語が踊り、日本のドラマやアニメを楽しむ若者もたくさんいます。
その台湾が現在、危機のなかにあります。

10月14日、中国・人民解放軍が台湾を包囲して軍事演習を行い、軍艦17隻、戦闘機125機を展開しました。台湾の頼清徳(らいせいとく)総統が10月10日「*1 双十節(そうじゅうせつ)」の演説で、「中華民国(台湾)と中華人民共和国は互いに隷属しない」と述べ、5日前の晩会でも「75歳の中華人民共和国が113歳の中華民国人民の祖国にはなりえない」と主張したことへの威嚇と見られています。
確かに、日本が敗戦によって台湾の領有を放棄した後、台湾は「中華民国」の統治下に置かれました。毛沢東(もうたくとう)が1949年に中華人民共和国を建国し、内戦に敗れた蒋介石(しょうかいせき)の「中華民国」を台湾に追いやった経緯からして、台湾が中華人民共和国の統治下にあったことは一度もありません。
頼総統は主権国家の立場を明確に打ち出しているのです。

*1 中華民国の建国記念日。

(つづく)

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