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能登半島と台湾の地震違いは国防への意識〔幸福実現党党首 釈量子のキッチン政経塾〕

震災後数カ月道路復旧は急ピッチだが

 4月11日、金沢県庁を訪問し、能登半島地震で被災された方へ、全国からお寄せいただいた義援金1885万959円をお渡ししてまいりました。街頭での募金活動など、各地でご協力くださった皆様に心から感謝申しあげます。
 併せて、翌日には能登半島の各地を視察し、七尾や穴水にある幸福の科学の拠点で状況をお伺いしてきました。
 門前町の鹿磯(かいそ)漁港に立つと、地震発生からわずか4〜5秒で4m隆起したという、地殻変動の凄まじいエネルギーを感じます。内灘(うちなだ)町は、震度5程度でしたが、液状化で「まるでゴジラの映画のよう」(県職員談)と言われるほどの惨状で、目を覆いたくなりました。
 まず生活に必要な上下水道や電気を通し、能登半島の動脈道路の復旧工事が、急ピッチで進んでいます。大規模崩落で寸断した国道249号線は、隆起した海岸に新道路を建設し、GWから開通する見通しです。
 しかし、横倒しになった輪島市のビルは4カ月経っても放置されたままです。穴水市では、ご自宅が全壊した党員の方に地域を案内してもらいましたが、地震で傾いた家屋の角度が4カ月でさらに大きくなり、今にも倒れそうです。しかし「公費解体」の申請5477棟のうち、完了したのは3棟のみ(4月12日現在)。手続きが煩雑だという声を伺いました。…(つづく)

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驚異の台湾の復興スピード
◇断固、国民を守る責任感が政治の「愛」

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