“聖なる美しさ”を宿すスピリチュアルアンチエイジングのすすめ

栃木県宇都宮市にある幸福の科学の精舎 総本山・未来館で、「アンチ・エイジング特別瞑想指導研修」の講師を担当している饗庭慶子さんに、“聖なる美しさ”を宿す幸福の科学的アンチエイジングの秘訣を伺いました。(「Are You Happy?」2013年1月号掲載)

若返りの秘訣は第一に「夢を描く」こと

昨年から、「アンチ・エイジング特別瞑想指導研修」の講師を担当しています。研修を通して思うようになったことは、「年齢」という数字にとらわれないことです。実際、実年齢は一緒でも、肌年齢や骨年齢などは人によって違うものです。だから、「○○歳だから」なんて考えるほうが損だと思います。現代では、平均寿命も年々伸びていますし、第二、第三ぐらいの人生まで考えて生きたほうが、毎日が楽しいですよね。

そのためには、「夢を描く」ことが大切だと思います。夢は目標とは違いますから、できるだけ大きく自由に描いていいと思うんです。「夢を失ったとき、あなたは老いたのである」という言葉もありますが、年齢が若くても夢を持っていなかったら、すでに“老人”かもしれません。逆に、いくつになっても、夢を持ち続けている方は、“永遠の若者”といえるのではないでしょうか。

『光ある時を生きよ』(大川隆法著)の一節。

天上界の自分をイメージして天真爛漫に生きよう

幸福の科学では、人間の本質は霊であり、天上界とこの地上世界を行き来して、何度も生まれ変わっている存在であると教えられています。そして、天上界では年齢も自由自在なのだとか。アンチエイジングとは、究極的には、そうした「天上界にいたころの自分の姿」を取り戻すことだと思います。ポイントは、「天真爛漫」であること。

私自身、以前はそんなに明るいタイプではなかったのですが、ふとある日、「生まれる前、天上界にいた自分は、もっと天真爛漫でほがらかで素直だったはず」と思ったんです。そして、本来の姿に少しでも近づこうと、幼子のように、「うれしいものはうれしい」とか、「好きなものは好き」と素直に表現するようにしてみたんですね。すると、今では初対面の方にも「明るい方ですね」と言われるようになりました。

身体は神様からのいただきもの

宗教心のある方の中には、「アンチエイジング」と聞くと、ぜいたくなものとして罪悪感を抱いてしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、身体は私たちが生きていくうえでの大切な“乗り物”であり、神様からいただいたものです。ご両親に産んでいただいた身体でもあります。夢や理想を実現して、この世界をすばらしいものとしていくためにも、いただいた身体に感謝をし、お手入れをすることは大切なことだと思います。そのように、自分にすでに与えられているものに気づき、感謝できることも、若返りの秘訣だと思います。

私は、信仰の道に生きること自体が、最高のアンチエイジング法だと思っています。宗教修行で心を磨くことで、この世ならざる世界の光、神様の世界の光が臨みます。正しい信仰心のある人は、「聖なる美しさ」を身にまとっているんですね。運動や食生活、美容など、具体的な努力とともに、祈りや瞑想(めいそう)などを通して、天上界の光をいただき、若返ることができる。これは、幸福の科学にしかできない“秘密のアンチエイジング法”といえるのではないでしょうか。

私も美容や食生活、運動など、さまざまな工夫をしています

アンチエイジングは発展し続けている分野なので、私自身も、日々勉強しています。アンチエイジング分野のお医者様のセミナーや、カラーコーディネートのセミナーに参加したり、服装やメイクに気をつけたり、また笑顔の練習もするようになりました。食生活も野菜を多めに摂ったり、歩いたり、ストレッチをしたり、雑誌で紹介されているアンチエイジング方法で「いいな」と思ったものは試すようにしています。

若さの特徴は「毎日が素敵に見えること」

いろんな物事が素敵に、理想的に見えることが若さの特徴だと思います。年齢を重ねると、どうしても物事を疑いの目で見てしまったり、夢を描く以前に「そうは言ってもどうせダメになるんじゃないか」と、冷めた目で見てしまいがちです。でも、若いころは、素直に受け止めて、新しいことにもチャレンジできるし、何でもできそうな気がする。それは、明日に希望が持てるからですね。明日に希望が持てると、人生が楽しくなって、自然と表情も笑顔になります。いくつになってもこうした素敵な心を持っている人はやっぱり若々しいなと思います。

(「Are You Happy?」2013年1月号)

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