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長女が中学受験に失敗しました。【竜の口法子校長の熱烈エール】

〔今回のお悩み〕

周りに中学受験をする子が多かったので、4年生から長女を塾に入れました。弱音を漏らすこともありましたが、もともとまじめな子で、毎日遅くまで勉強していました。ところが、まさかの全落ち。プチうつ状態の娘をどうサポートすればよいでしょうか。(41歳/大阪府)

受験に挑戦したこと自体をほめてあげましょう

中学受験は、主に大都市で行われており、特に東京、大阪圏ではかなり加熱しています。あなたのご家族も周りに中学受験をする子が多く、娘さんの中学受験を決意されたのだと思います。娘さんはプチうつ状態とのことですが、小4から塾に通い、毎日夜遅くまで勉強し、12歳の子供が受験生活を送ったのですから、合格発表で自分の受験番号がなかったことに相当なショックを受けているはずです。

ここはお母さんの出番です。まずは、受験に挑戦したこと自体をほめて、励ましてあげてください。
日本全体で見ると、受験をせずに地元の公立中学に行く子の方が圧倒的に多く、中学受験をする子の割合は少ないのです。中学は義務教育なので、受験で全落ちしても中学生にはなれます。「〇〇中学校で頑張ろうね。お母さんも一緒に応援するから」と、本人が前向きになれるような元気な言葉を選び、娘さんに寄り添ってあげてください。

家庭内を明るくすることもお母さんの役割

次に、家族全体を明るくすることです。ここもお母さんの仕事です。サポートしてくれた家族全員にも、感謝を述べてください。経済的な面や、塾や受験会場への送迎、家庭内に感染症を持ち込まないなど、家族にも負担があり、大変だったと思います。今回が家族で体験した初めての受験だった場合、家庭内全体が暗くなることもありますが、絶対に親が失敗を引きずってはいけません。その姿を見るのが子供はつらいのです。中学受験は忘れて、進学する中学校で頑張っていくことが大切です。もう3年後には高校受験が待っています。

人生は、これからが長いのです。お母さんの声かけで、娘さんはプチうつから立ち直り、自分の納得のいく人生を歩み始めるでしょう。進学した中学校で充実した生活を送ることができるよう、中学生になった娘さんから学校の様子を聞いて、お母さん自身も楽しんでください。親が喜んでくれていたら、娘さんもうれしいと思います。

(「Are You Happy?」2025年6月号)

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