天使・指導霊・精霊・妖精・幽霊・悪霊など、さまざまな霊の特徴

ひとくちに霊といっても、その種類はさまざま。代表的な霊の特徴や役割などをまとめてみました。

 

天使

特徴

人間として地上での転生輪廻をくり返す中で、長期にわたり悪の心を持たず、仏神に祝福される善の心と行いをし続けてきた結果、天使となった霊人。「指導霊」として、地上の人間を指導している者もいる。東洋では菩薩とも呼ばれる。その姿は光り輝き、まばゆい後光がさしていて、いわゆる天使の羽が生えている者も。

 

役割

仏神の代理として、世界を平和にし、ユートピアを創ること。「なんとかして、地上にいる人たちを良い方向に導きたい」という強い願いと責任感を持っている。

 

味方につけるポイント

悪の心を持たず、悪の行いをせず、世のため人のために生きるような、天使と同じ心、同じ行いをするように努力をする。また、いつも天使に感謝の気持ちを持つとよい。

 
【もっとくわしく】

 

指導霊(守護天使)

特徴

政治、経済、科学、芸術、文学、宗教など、さまざまな専門分野において指導的立場にいる霊人。

 

役割

この世の人間の霊的な指導。通常は守護霊がこの世の人を守り導くが、もはや守護霊では指導しきれない高度で専門的な仕事や、責任ある立場に立ったときに、ふさわしい指導霊がついて指導をする。

 

味方につけるポイント

地上にいる人間が自助努力をし、指導を受けるに足る大いなる志や仕事、役割を持つこと。いつも指導していただいていることへの感謝の念を持つこと。

 
【もっとくわしく】
・「魂」と生まれ変わりの真実【転生輪廻、守護霊、性別etc】

 

精霊・妖精

特徴

全長約5㎝~10㎝で、人間の姿をしている小人や、いわゆる妖精の羽が生えていて、飛び回れるような姿をしているものが多い。他にも人魚、川の精などさまざまな存在がある。

 

役割

世の中を美しく彩ること。景観や情景はそこに集まる妖精たちの力で生み出されているとも言われる。花の精ならば、形や色、香りなどを決めて花を咲かせるなど、それぞれの個性を最大限に生かしている霊的な存在である。

 

つきあい方

人間ほどではないが、感情もあれば思考もするので、「キレイだね」「かわいいね」など、言われたらうれしいだろう言葉をかけてあげるとよい。そうすれば妖精たちも喜び、花が長くもったり、おいしい野菜ができたりする可能性が高い。

 

幽霊

特徴

人間は死ぬと、肉体と幽体を順に脱ぎ捨て、魂になる。幽霊とは死んで間もないか、自分の死に混乱していて幽体の状態にとどまっている霊のこと。血を流しているような状態など、肉体の状態によく似たかたちで現れる。地縛霊や悪霊となり、障りを起こす者もいる。

 

出没するポイント

事故現場や墓地、病院、自殺が多い場所など。

 

対策

もし目撃した場合は、怖がったりせず、愛の思いであの世に旅立てることを祈るとよい。ただし、本格的な供養は、正しい宗教における供養祭や祈願で行ったほうがよい。宗教修行を積んでいない者がひとりで供養すると、憑依される恐れがある。

 

不成仏霊

特徴

死後、成仏していない霊の総称。彼らは不平不満やこの世への執着が強く、天国に入ることができず、さまざまな障りをおこす。

 

出没するポイント

不成仏霊の障りは「人」と「場所」が原因で起きるため、家庭や会社、街中など、どこにでも存在する。

不成仏霊にならない方法
できるだけこの世に心残りや不満を残さないこと。万が一、不成仏霊になってしまった場合、誰かにすがりつきたくて憑依をすると、相手が不幸になり罪がますます深くなる。守護霊や指導霊、天使が迎えにくるので、いったんは家族や仕事などの心配事を手離し、あの世へと旅立とうと思うことが大切。

 

悪霊

特徴

不成仏霊となってから、ある程度の期間が経ち、積極的に人に害を及ぼすようになった霊。マイナスの思い(※)が心に渦巻いている。自分が死んでいることに気付いていない、または気付こうとしていないタイプも多い。

 

出没するポイント

基本的に地獄界にいるが、生きている人間がマイナスの思いを持つと、引き寄せられてきて取り憑くため、どこにでも出没すると考えてよい。

 

対策

悪霊が嫌がる、正反対の明るくサッパリした性格を心掛け、謙虚さや愛、感謝の気持ちを持つことで、悪霊は徐々に離れていく。

(※)マイナスの思い……感情的な怒り、愚痴、足ることを知らぬ心、不平不満、ネガティブな心、優柔不断、怠惰な心、自己嫌悪、うらみ、にくしみ、自己中心主義、毒舌、うそ、唯物主義など。女性はとくに嫉妬に注意。

 

 

地縛霊

特徴

不成仏霊の一種。この世の土地や建物、死んだ場所などに縛られている霊。地獄にさえ行けず、本人は「自分は生きている」、もしくは「あの世なんか信じられない」と思っていることが多い。

 

出没するポイント

本人が執着して縛られている土地、建物、死んだ場所、自宅など。

 

対策

事故や自殺などが頻繁に発生する場所には、たいてい地縛霊がいるので、なるべく近づかないこと。地縛霊と思いが同調してとり憑かれないように、明るく積極的な思いを持つように心がけるとよい。

 

水子霊

特徴

不成仏霊の中でも、とくに胎児や子どもの霊のこと。親に霊的な知識がないために、成仏できずに迷っている状態。この世の人間と同じように、成長にはある程度時間がかかる。

 

出没するポイント

親、とくに母親や家族のもと、またはその家。

 

対策

妊娠後、満9週目に入ると胎児の魂は母親のおなかの中に宿るため、できるだけその時期以降には人工中絶をしないほうがよい。すでに水子霊がいる場合、水子霊は幼児と同じで言葉は通じにくいが、感情は伝わるので、愛の思いや優しい思いを伝えるとよい。また、自分の守護霊や天国の水子担当の天使に、霊が成仏し幸せへと導いてもらえるようにお願いをすると、天使たちが救いにきてくれる。

 

参考書籍:『人生の発見』『常勝の法』『永遠の法』『死んでから困らない生き方』『ユートピア創造論』『永遠の生命の世界』『霊的世界のほんとうの話。』『奇跡のガン克服法』(大川隆法著 幸福の科学出版

 

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