親から教わったことは、子供の心に一生残ります。子供たちの未来のために、伝えてあげたい5つのポイントをチェックしてみましょう。
1 読書の習慣で「知識」の大切さを教える
親が子供に教えてあげられることのなかで、最も大事なのは読書の習慣だと思います。読書は智慧のもとだからです。「読書の習慣」は親から子への最大のプレゼントなのです。
――『繁栄の法』より
2 愛の行為で「情」の心を教える
何か困ったときに親がしてくれた具体的なことというのは、何十年たっても、なかなか忘れられないものです。(中略)そういう気持ちを持っていると、他の人に対する優しさなど、何かそういうものになって、ふと表れてくることがあるわけです。
――『アイム・ハッピー』より
3 なるべく自立させ「意志」の力を教える
子供はできるだけ、「自分のことは自分ででき、自分で判断してやっていける」というように、育てていかなければいけないと思います。(中略)「自分のことは自分でできる」ということを、ほめていってあげないといけないと思います。
4 正しい「日本」の姿、歴史を教える
海外へ行くと、もちろん、英語など他の言語ができなくて困ることもあるのですが、「日本のことを語れないのは非常につらい」ということを経験すると思います。
――『智慧の法』より
5 「礼儀正しさ」や「信仰心」を教える
幼少期の子どもに対しては、しつけを行い、規則などをきちんと守ることができるように訓練することも必要です。また、礼儀正しさや信仰心等を、しっかりと教えておいたほうが、先行きはよいのではないかと思います。
――『じょうずな個性の伸ばし方』より
子育ての「智慧」は受け継がれていく
育てる側のほうからだけではなく、育てられる側のほうから見れば、子育てに時間がかかった分、「親がどのようなかたちで手をかけてきたか」ということを、ずっと観察しているため、それが、「次の自分の肥やし」や「自分の子育ての智慧」になる面もあります。
●本ページで紹介している書籍はいずれも大川隆法 著、幸福の科学出版刊
(「Are You Happy?」2015年9月号)