女の本音トーク「子育てがつらい……このストレスどうすればいい!?」

子育てが思い通りにいかず、つい感情的に声を荒げてしまうことも。
ママなら誰もが抱えたことのある子育ての悩みと葛藤の解決のヒントを探ります。

命の誕生という感動の瞬間もつかの間、突然やってくる初めての育児。わからないことだらけの中で子育てに奮闘した、ママたちの赤裸々本音トークです。

女の本音トーク

 

慢性的な寝不足が続いて心も体もボロボロに……

Aさん39歳・パート長男(4歳)の母 Bさん42歳・経営者長男(9歳)、次男(3歳)の母  Cさん40歳・出張助産師長女(13歳)、次女(10歳)、長男(7歳)、三女(3歳)、次男(7カ月)の母】

 うちは子供が24時間泣き止まなくて、10カ月ぐらいまで常に抱っこ状態。慢性的な寝不足でヘトヘトだった。
 洞窟の中にいる感じだよね。
C そうそう。急に社会から断絶された感じ? 育児はお給料がもらえるわけでもなく、達成感もなく、夫にも褒めてもらえないし。
 ゴールが見えないのよ。
 そう! 私もこれが一生続くんじゃないかって思ってた。1秒が長くて、夕方の教育テレビが始まると、「やっと5時……」みたいな。
 夜は特に孤独でつらくって。旦那は平気で寝てるし……(苦笑)。
C そうだよね~。夜泣きしても男性ってほとんど起きないよね。
 そう! ママ友から、「旦那にやってほしいことは伝えたほうがいい」とアドバイスされたけど、疲れている姿を見てると遠慮しちゃって。でもあるとき、これ以上我慢したら離婚になると思った。旦那への不満や怒りがどうにも治まらなくて。それで、旦那への気持ちをノートに書き出してみたの。
C 例えばどんなこと?
 家族で久々に出掛けたとき、子供が泣き止まなくて。私は前の晩から夜泣きで寝不足状態。その状況でも何もしない旦那にイラッとして、思わず「抱っこぐらい代わってくれる?」と言ったら、「そうしてあげたいけど、疲れてて体が動かない」って言われて。
 (笑)
 そういう出来事を書き出すうちに、「これは旦那に見せたほうがいい」と思って、全部見せたの。
 どんな反応だった?
 「このとき、私はこう思ってたけど、あなたは?」と聞いてみたら、「男は母乳が出ないし、0歳の育児は妻の仕事だと思ってた」と言われて(苦笑)。それでも、「こういうときはこうしてほしい」と具体的に伝えたら、理解してくれた。それからは抱っこしたり、ご飯を作ってくれたり、家庭に意識を向けてくれるようになったよ。
C ぶつかり合いながら、価値観のズレを調整していくんだよね。私は仕事で産後の訪問ケアに周ってるんだけど、若いママから「大好きで結婚したのに、出産後、旦那が愛せない。やることなすこと腹が立つ」って相談を受けたよ。
 産後2年で離婚する夫婦は多いもんね~。
 そうだよね。Cさんはもともと助産師として働いていたけど、一人目の産後はどうだった?
C 私は知識があるからこそ、「完璧な母親にならなきゃ」と思って張り切って。乳腺炎になるとか、そんなことはプロとして失格だと。
 助産師としてのプライドがあったんだね。
C そうそう。でも実際は、全然思うようにいかなくて。おしゃべり好きだから、家にこもっているとイライラして、夜になると気分が落ち込んで。そんなストレスが夫に向かうの。「もっと早く帰ってきてほしい」って不満を言って、話しかけても上の空の夫に激怒して、大ゲンカ……。結婚1年目で出産したから、夫との関係もちゃんと築けていなかったんだよね。
 私も、夫が家にいないことがストレスだった。ひとりで育てている感じがつらくて。夫の生活は変わらず、「なんで私だけ?」って。
 そうだよね。
 あと、産後つらかったのは、受け身の状態。今までは自分から「こうしよう」と思ったことを形にしてきたけど、育児は真逆だから。おっぱいもおむつも全部赤ちゃん発信で動くでしょ。1回だけ、子供をベッドに投げたことがある。何をやっても泣き続けて、1日中寝ない日があって、「眠いけど、寝れない!」って思わず……。

 うちは泣き止まないから、毛布かけたよ。
C (苦笑)。私の友達は、子供と一緒に5階から飛び降りようとしたって言ってた。抱っこし続けて腱鞘炎や膀胱炎になったママもたくさんいる。体も心も疲れ果てて、見るからにボロボロになってる姿を見ると、一歩間違えたら……って思うことあるもん。
 実際に産んでみて、幼児虐待とか、子供を殺してしまったママの気持ち、わかると思った。
 わかる。紙一重だよね。
C ギリギリのところで、私たちは「やめておこう」と思えたけど、事件を起こしたママたちは飛び越えちゃったんだよね。

 

ストレスから解放された週1回の〝お祈り”の時間

 みんなは産後ストレスをどうやって乗り越えたの?
C  私は話し相手が欲しかったから、親や姉に毎日電話してた。話すだけで、心がスッキリするから。産後、誰かと繋がっているのは大事だと思う。
 確かに。私は周りに先輩ママが多くて、いろんな話を聞けたのがよかった。それがなかったから、完全に育児ノイローゼになっていたと思う。
C 今は核家族で孤独だからこそ、先輩ママに話を聞いたほうがいい。いろんな知恵を教えてくれるから。ママによって答えが違ったら、「自分に合っている」と思うほうを選べるしね。だから、電車とかでベビーカーのママがいたら、私、必ず「何カ月ですか?」と声をかけるの。
 わかる~。会話、弾むよね。私も自分が子連れじゃないときも「かわいいね~」ってつい話しかけちゃう。話をしたいと思っているママが多いと思うから。
 なるほどね~。
C あと、現実と違う世界を味わうとリラックスできるよ。30分でも、一人で買い物したり、カフェに行くだけでも楽になる。
 ほんとに! そういう意味で、最大の息抜きは仕事復帰だった。仕事のおかげで、パッとすぐ元の自分に戻れたの。
C 私も子供とふたりきりの生活に耐えられず、5カ月で復帰した。
 そうなんだ~。
 あと私が一番救われたのは、幸福の科学の精舎で開催されているママ向けの「お祈りの会」。0歳児の子供を抱っこしながら参加したんだけど、目の前に起きる現実で頭がいっぱいの状態から、スッと意識を上げてくれてすごく楽になって。自分が忘れてた目標や、やりたいことを考えられるようになったの。
C それはいいね~。母親って魂を子宮に宿すから、とっても〝霊的”で、天国にも地獄にも通じやすくなっているもんね。
 そうだよね。私も絶対、悪霊を引き寄せていたと思う(苦笑)。大変でも「子供の魂と親子になる約束をして生まれてくる」というスピリチュアルな真実を知っていたから、乗り越えられた。

 

雑誌やネット情報より先輩ママの声を信用して

 あと、インターネットや育児雑誌の情報はあんまりうのみにしないほうがいいと思う。雑誌に「○カ月でこれができる」なんて書いてあるのを見て、「うちの子はまだできない!」って落ち込むから。
C そうなの! 母親学級でも伝えてるけど、そういう情報は真に受けないでほしい。ある雑誌に書いてあったけど、生後○カ月の赤ちゃんの1日が、3時間ごとに「おっぱい→寝んね」を繰り返すとか、そんなわけないから(笑)。
 あくまで一例ですよね(苦笑)。
C でも、初めての育児だと焦っちゃうのよ。ネットで育児相談をしてるママもいるけど、顔も名前も知らない相手が心ない回答をしたり、根拠のない情報を書く場合もある。ネットよりも、ママ友や、公園やスーパーで出会ったママに話しかけたほうがいいよ。顔を見て話すとやっぱり責任が生まれて、正しい情報がもらえるから。
 お医者さんの言葉も真に受けすぎないほうがいいよね。出産した病院が母乳推進だったけど、それで結構苦しんだから。
C それはわかる。私は無理に母乳は勧めないようにしてる。実は5人目も、最初は母乳が足りなくて、ミルクをあげたの。医療者側も世間の風潮も自分自身も「こうでなくてはならない」って枠を作り過ぎちゃうけど、子育てって人それぞれ柔軟でいいのよ。
 元気に育っていればいい。
C そうそう。ママが神経質だと子供もそうなるから、肩の力を抜いた育児がベスト。でもそれは、今でこそ言えるんだけどね~(苦笑)。
 うちも2人目はすごく楽だった。上の子と6歳離れてたから、長男がいろいろ手伝ってくれて。
C 5人目にもなったら、家族がチームみたいで、家事も子供たちの担当制で済んじゃうしね。
 そうなんだ~!
 それに子供が増えると夫にもお願いしやすくなる。「(息子が)パパとお風呂に入りたいって言ってる」と言うと、「じゃあ、一緒に入るか」と乗ってくれたり。
C 確かに。うちの夫は子供が増えるうちに、気が付けばイクメンになってたよ(笑)。
 家族が増えることも、産後ストレスを乗り越える秘訣なのね。
C そうそう。小さいときは大変だけど、ある程度大きくなると自分の分身になるからね。5人までいかなくても(笑)、産めることなら、2人目、3人目の出産はおすすめだよ。
 これからもう一人か~。真剣に家族会議してみます(笑)。

(「Are You Happy?」2016年4月号)