幸福の科学 来世幸福園 館長に聞く 供養Q&A

人は死んだらどうなるのか、お葬式の意味など、供養についての素朴な疑問を、幸福の科学の霊園・来世幸福園の津田博樹館長に聞きました。(「Are You Happy?」2019年8月号掲載)

Q 人は死んだらどうなるのですか?

A 魂が肉体から離れ、あの世の天国や地獄に向かいます。

人は亡くなると、魂が肉体から離れます。魂と肉体をつなぐ霊子線が切れるのは、心停止から約24時間後です。この間は肉体が感じた痛みなどが魂にも伝わるため、火葬の前にお通夜などの儀式があるのです。霊子線が切れた後も、魂はしばらくの間は地上に留まることが許されており、お世話になった人たちに挨拶に行ったりします。四十九日を迎えるころになると、「導きの霊」が迎えに来ます。その霊とともに三途の川を渡ってあの世に行くと、生前の思いや行いをすべて振り返ることになります。その結果を見て、天国と地獄のうち、それぞれの心境に合った世界に向かうのです。

Q お葬式にはどんな意味がありますか?

A 亡くなった人に、「死の自覚」を促します。

ほとんどの人は、自分の死をなかなか受け止めきれません。そのため、お葬式をあげて死の自覚を促します。自分の遺影を前にお経をあげている様子を見ることで、「自分は死んだのだ」と自覚できるのです。ただ、死後の世界を信じていない人の中には、「意識がある」イコール「まだ死んでいない」と思って、自分の葬儀を見ても「何かの冗談だ」と受け取ってしまう人もいるようです。そうなると、不成仏霊となって地上をさまようことになります。ですから生前から死後の世界を知っておくことが大事ですし、生前の信仰に関係する導きの霊が助けてくれるので、信仰を持つことは死後の旅立ちのためにも大切なのです。

Q 供養は何のために行うのですか?

A 亡くなった方の幸福のためです。

供養を「遺された人のためのセレモニー」ととらえる向きもありますし、実際にご遺族のために必要な面もありますが、基本的には亡くなった方のために行うものです。生前の行いが神仏の目から見て良くなかった場合、その人は地獄で修行をしなければいけなくなります。そうした方々に対しての供養は、天国に上がるための縁(よすが)になるのです。天国に還っている方にとっても、子孫から供養されるのはうれしいものですし、子孫が世の中の役に立つ立派な行いをしていれば、それを見て利他の思いに目覚める方もいます。ここ来世幸福園には、供養の思いは伝わるのだなと感じる体験が多く寄せられます。ある女性は、亡くなったお父さんを来世幸福園に納骨する前夜にお祈りをしていたとき、お父さんのとてもうれしそうな「ありがとう」と言う声が聞こえてきたそうです。同時に心に浮かんだお父さんの姿は、30代くらいに若返っていたと話していました。

Q なぜお墓を建てるのでしょうか?

A お墓は「霊界へとつながるアンテナ」になるからです。

「お墓に入る」という言葉が示すように、死後、自分の骨が入れられることで、「自分はそこにいる」という感覚を持っている人は多いようです。そうしたこともあって、亡くなった人の魂と、お墓には「縁」があります。いわば、お墓は「霊界へとつながるアンテナ」のようなものなのです。そのアンテナを通して、法要などの供養のときに、故人に光を手向けることができます。

Q 供養の際に注意することはありますか?

A 亡くなった方への愛の思いで行いましょう。

亡くなった方への感謝の思いと、あの世での幸福を願う心、つまり愛の思いで行うことが大事です。自分が不幸なのはご先祖様のせいだから、供養すれば自分が幸せになれるという気持ちで供養してはいけません。また、たとえ愛の思いがあったとしても、亡くなった方が地上で迷っていたり、地獄で苦しんでいる場合、供養を自分一人で毎日行うと、強い縁ができてしまって、自分自身が霊障になる恐れもあるので注意してください。できれば、幸福の科学の先祖供養大祭に参加するなど、信仰心の篤い人たちのつくる信仰空間で、プロの宗教家の導師のもとで行うとよいでしょう。

何らかの悪しき霊的な影響を受けている状態、悪霊に取り憑かれている状態のこと。

Q 不幸が続くのはご先祖様のせいでしょうか?

A その可能性はありますが、まず自分自身の心を正しましょう。

ご先祖様が迷ってしまって、子孫のところで障りを起こし、事故や病気といった不幸が続いているという可能性はないとは言えません。しかし、基本的には自分の人生の幸・不幸は自分の責任です。生きている自分自身が、神仏の目から見て正しい生き方をし、心を調えることが第一なのです。そうすれば、仮にご先祖様が迷っていたとしても、子孫の生き方や精進の姿勢を見て影響を受け、自分の間違いに気づいていくこともあります。生きている人が生き方を正した上で供養する。この順番を大事にしてください。

Q 幸福の科学ではどのような供養をしますか?

A 日々の供養のための経文があり、折々に供養大祭を行っています。

幸福の科学の三帰信者に下賜される祈願文の中には「仏説・願文『先祖供養経』」があり、日々の祈りの中で供養することができます。この経文は、幸福の科学の基本教義である四正道に基づいて、故人が生前の行いを反省し、神仏の目から見て間違った思いを正すことを促す内容になっています。お盆やお彼岸には、全国の支部や精舎で先祖供養大祭が開催され、導師やたくさんの信者とともに供養を行うことができます。総本山・正心館や栃木県と徳島県にある2つの霊園では、毎日、読経供養が行われています。仏教の年忌法要に当たる供養も、全国の支部や精舎で行うことができます。

Q 手元供養をしたら思いが届きやすいですか?

A 故人・ご遺族の両方の幸福のために、手元にご遺骨を残すことはお勧めできません。

ご遺骨をアクセサリーなどにして手元供養をする人が増えているそうですね。「故人への思いをずっと持ち続けたい」という気持ちからでしょうが、これには問題があります。ひとつは、亡くなった人はあの世で霊的な世界を知るための修行をしているので、亡くなってしばらくの間ならともかく、「ずっと」思い続けていると、それが修行の妨げになってしまいます。もうひとつは、亡くなった人がもし天国に還れていなかった場合、お骨を縁として家の中に留まることがあり、霊的な障りを起こす恐れがあります。また、ご遺族の心境面でもよくありません。ご主人を突然亡くしたある方は、「納骨したくない」と3年ほどご遺骨を自宅に置いていました。しかし、娘さんの説得で納骨された直後、別人のようにサッパリした表情で、「納骨してよかった」と仰いました。きちんと区切りをつけ、お盆や命日などの節目に思いを手向けるようにしましょう。

Q ペットの供養はできますか?

A あまり長く思い続けないことが、一番の供養になります。

ペットを失って悲しむ気持ちはよく分かりますが、大川隆法総裁は『霊的世界のほんとうの話。』で、ペットなどの動物は、亡くなってから次に生まれ変わるまでの期間が短いことを明かしています。動物も人間と同じく、魂を成長させる修行のために生まれ変わりを繰り返しています。ペットのことをあまり思いすぎると、その思いに引っ張られてペットの魂が地上にとらわれ、生まれ変わりを妨げることになってしまいます。「また元気で生まれ変わってきてね」と思う程度に留め、見送ってあげるのがよいでしょう。

津田館長おすすめ Books of Happy Science

故人と遺族の両方が幸せになれる供養

愛する人を確実に天国に導くための、正しい供養の方法が説かれた書。世間で流行っているまちがった供養に惑わされないためにも、一家に一冊常備したいですね。(津田さん)
『正しい供養 まちがった供養』
大川隆法 著/幸福の科学出版

天国に還るためのガイダンス

死後の世界の真実を知ることで、死への恐怖がなくなり、幸福な人生を歩むことができます。神仏の眼から見た「正しい終活」をするための智慧が満載。これで“大安心”です。(津田さん)
『あなたは死んだらどうなるか?』
大川隆法 著/幸福の科学出版

(「Are You Happy?」2019年8月号)