奇跡を起こす聖女(シスター)の出現が意味するもの
東京で発生した、犯行方法不明の謎の連続殺人事件。記憶喪失の聖女・アグネスは、ある事故を機に超能力を得るようになり、やがて事件へと巻き込まれていく――。
警視庁捜査一課の山咲順一(やまさきじゅんいち)が、そのうわさを聞いたのは、もうかれこれ一ヶ月も前のことになる。
広尾の有栖川公園(ありすがわこうえん)で、その事件は起きたらしい。
ゴールデンウィーク、大川総裁は『小説 十字架の女』と『小説 十字架の女②〈復活編〉』の2冊の小説を立て続けに上梓(じょうし)した。
前編では、「連続殺人事件」と「美しい聖女の正体」の2つの謎が並行して解き明かされていく。
主人公の聖女・アグネスは、宗教的真理に目覚めることで数多くの奇跡を起こせるようになる。しかし、それは同時に「十字架」であり、大きな使命を背負うことでもあった。大川総裁は本書の発刊を記念して行われた紫央総裁補佐との対談で、「これは神の御業(みわざ)のしるしでもある」と語る。
一方、後編では、現実の世界情勢を思わせるような物語が展開していく。ある書店員は、本書を読んで「近い将来、本当に起きるのではないかと思いました。アグネスのような方が現れて、今のこの世界を救ってほしい」と感想を述べる。
神は地球的視野で世界情勢をどう見ているのか。「霊界があり、人間の本質は魂である」という観点から、神は世界をどう導こうとされているのか。神の人類への警告は、いかにして発せられているのか。その警告を人類はどのように受け取ってきたのか――。本書では、こうした神の視点が垣間見えてくる。
その神の御心を知ったとき、私たちはどう生きるべきなのか。
大川総裁は…..
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