爆発的に広がる新型ウィルス
中国発・新型コロナウィルスの感染拡大を受け、政府は4月7日に7つの都府県へ緊急事態宣言を発令。16日には全国に範囲を拡大しました。通勤や通学も制限され、百貨店や遊園地などに家族で出かけることもできません。いつ当たり前の生活に戻れるのか、誰もが心配でいっぱいです。
4月17日現在、世界で新型ウィルスの感染者数は210万人、死者数は14万人を超える事態になっています。感染の中心は3月ごろから、イタリアをはじめとするヨーロッパ、アメリカへと移りました。
「変異」か「生物兵器」か
しかし、誰もが「ちょっとおかしい」と感じるのが、亡くなる人の数です。2月時点で、中国全土での致死率は2.1%、武漢では4.9%だったのですが、イタリアでは約12%と、武漢の2倍以上。中国の統計には嘘があるでしょうが、中国で広がったウィルスと、アメリカやヨーロッパで流行しているウィルスは同じものとは思えません。
そして現時点では、複数の研究所の発表から、新型コロナウィルスには毒性や感染力の異なる3つの型があることが分かっています。ウィルスが国や地域によって突然変異する可能性はありますが、自然由来のウィルスがこれほど早く、攻撃的に変異するというのは考えにくいことです。
そこで浮上するのが、当初から指摘されていた「生物兵器」説です。研究者の間では、新型コロナウィルスは天然のものではなく、「中国が武漢の病毒研究所で秘密裏に開発していた生物兵器が流出したものではないか」と言われています。
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