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“グレーゾーン” の娘の将来が心配です。【竜の口法子 校長の熱烈エール もう大丈夫!】

〔お悩み〕
来年から高校生になる娘は、幼いころから周りの子と比べると発達が遅く、支援学級に行くほどではなかったものの、今考えるといわゆる発達障害の“グレーゾーン”だったのかもしれません。あまり学校の勉強も得意ではありませんし、家族とは普通に話しているのですが、学校では孤立しているようです。親としてはこれまで通り見守っていくだけで大丈夫でしょうか。娘の将来が少し心配です。(大阪府/45 歳)

困っていることは何か見極める

発達障害の原因は、生まれつきの脳の機能障害と考えられていますが、明確な発症メカニズムは解明されていません。娘さんは、障害の特性はあっても診断基準は満たさない状態を指す〝グレーゾーン〞ではないかとお母さんは考えていらっしゃいますね。
まずは娘さんから、「学校で困っていることは何か」を聞き出してみてください。本人が話さない場合は、中学校の担任の先生やスクールカウンセラー、養護教諭など、学校での娘さんを見ている方から様子を聞き、お母さんが事実をしっかりと受け止めることです。
たとえば、「学校で孤立している」ことを悩み、コミュニケーションが難しいと感じている場合は、高校入学前に、高校生活をどのようにスタートするのが良いかを話し合って、対策を考えて臨むこともできるでしょう。
その際に大事なことは、娘さんの特性をもう一度、お母さんがきちんとよく見てあげることです。特性に応じたサポートをすることで、娘さんのペースで成長していくことができるようになると思います。そして高校では、あらかじめ先生に娘さんの状況や特性を伝え、周りの大人たちに理解していただくと良いでしょう。勉強面では、思わぬところにつまずいている可能性もあるので、「授業中に困難に感じることは何か」が分かれば、対応できることもあるかもしれません。

魂の個性や多様性の問題という見方をする

ご質問では、「幼いころから周りの子と比べると発達が遅く、学校の勉強も得意ではない」と仰っていますね。そのなかで娘さんはよく頑張っていると思います。まずはそのことを認めてあげて、励ましてあげてください。そして、発達の早い、遅いよりも、「魂の個性や多様性の問題だ」「現代の日本の管理社会に合った子供ばかりいるわけではないのだ」ということを信じたほうが良いと思います。

子供の人生計画に思いをはせる

子育ては、周りの子や兄弟姉妹と比較しはじめたら本当にきりがありません。今後も、医学的には新しい症例がたくさん出て、発達障害の分類も細かくなっていくでしょう。
ですが、人間は決して物質の塊でもなければ、機械でもありません。
人間には魂が宿っており、魂と肉体が合体したかたちで人生を歩んでいます。子供であっても一人前の魂が宿り、仏の子として、大切な個性を持って生きています。娘さんも幸福になるための人生計画を持って、お母さんのもとに生まれてきました。「この子の人生計画はどういうものなんだろう」と思いをはせながら、娘さんの魂の強さを信じ、将来を見守ってあげてください。もう大丈夫‼

(「Are You Happy?」2023年3月号)

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竜の口法子 

幸福の科学学園 那須本校 校長

1969年静岡県生まれ。文教大学文学部卒業。幸福の科学学園・那須本校の校長。中高時代は陸上部に所属。最近はエアロバイクにハマっています。

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