優しさを引き出す ダウン症の子供たち

600~800人に一人の割合で生まれるとされるダウン症の赤ちゃん。
発達の遅れや合併症があることも多く、育てるにはさまざまな苦労を伴います。
しかし、幸福の科学・大川隆法総裁は、人は生まれる前に人生計画を立てており、障害を持って生まれてくる人は、人々に五体満足に生まれることのありがたさや、優しさなどを教える、「魂の教師」の役割を持っていると説いています。それを実感している、ダウン症の子供を育てるママたちに話を聞きました。

Story 01 息子の魂の力を信じています。

ショックで血の気が引いていく

大学卒業後、臨床心理士として病院や学校のカウンセラーの仕事をしていた山本牧子さんは、通っていたスポーツクラブのインストラクターだった達也さんと結婚します。
悠夢くんが生まれたのは結婚から2年後。里帰り出産で仙台に帰っていて、達也さんが顔を見に来たときを狙ったように、予定日より早く生まれました。
「助産師さんに顔を見せてもらったとき、『あっ、ダウン症だ』と分かりました。でも、ダウン症の子は筋力が弱いはずなのに、カッと目を見開いて私たち夫婦のことを見たんです。まるで、『しっかり頼むよ!』と言っているかのようでした」
泣き方も弱く、体の色も悪かったので、検査をすると心疾患があることが分かります。ダウン症の合併症として知られる心内膜床欠損症で、手術が必要になります。
「呼び出されたときには、…(つづく)

本誌では続きが読めます。

◇Story 02 この子のおかげで楽しい人生を送れています。
◇Story 03 息子が「人の優しさ」を教えてくれました。

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