「傷つきやすい自分を変えたい」-傷つきやすさを「長所」に変えるトレーニングマニュアル

「すぐ傷ついてしまう自分を変えたい……」と思っていても、なかなかうまくはいかないもの。幸福の科学 仙台正心館で館長を務め、さまざまな人生相談に答えてきた佐竹秀夫さんによるコーチのもと、傷つかない心のつくり方を学んでいきましょう。

 

まずはタイプチェック

まずはあなたの「傷つきやすさタイプ」をチェックシートで診断してみましょう。
一番多くチェックがついたタイプに、“傷つきやすさの本当の原因”がわかるヒントがあるはずです。

 
【TYPE 1】
□ 忘れられないトラウマやつらい過去がある
□ 失敗しそうになると逃げたくなる
□ 「誰も私をわかってくれない」と思う
□ 自分が苦しんでいるのは周りの環境のせいだと思う

【TYPE 2】
□ 人の言葉に過敏に反応してしまう
□ 好意を持っていた人に裏切られたことがある
□ ひとりでいると不安になる
□ 周りの人に意見を合わせることが多い

【TYPE 3】
□ 常に焦ったり悩んだりしていて、心が落ち着かない
□ 自分は完璧主義だと思う
□ 一度決めたことを変更するのは苦手だ
□ 傷つきやすいことは仕方ないので、折り合いをつけるしかないと思う

 


タイプ診断

【TYPE 1】すでに傷を抱えている

タイプ1

傷つきやすい人は、すでに心に傷を抱えているケースが多いもの。これ以上痛い思いをするのが嫌で、自分が傷つきそうな状況になると逃げてしまい、失敗を逃れきれないとまた傷をつくります。そんな自分を克服したいと思ってもなかなかうまくいかないと、結果的に周りの人や環境に責任を転嫁して身を守ろうとしてしまうことも。まずは自らの心の傷を癒やすことから始めましょう。

 
【TYPE 2】自分に自信がない

タイプ2

感受性が豊かで人の感情を敏感に察知してしまう人や、自分に自信が持てない人は、他人の言葉に左右されがちです。仲間外れにならないよう無理に周りに合わせていると、ストレスが溜まり傷つきやすくなります。心の傷を隠そうとすると、逆に悪意を集めてしまうこともあるため注意しましょう。まずは「自分」をしっかり持つことが大切です。

 
【TYPE 3】自分に言い訳をしてしまう

タイプ3

頭が固かったり完璧主義だったりすると、余裕がなくなり自分のことでいっぱいになってしまいます。その結果、簡単に傷ついてしまったり、周りの人から「自己中心的」と見られたりしてしまうことも。傷つくという行為そのものが、傷つけた相手への“復讐”になっていないかチェックが必要です。「傷つきやすいから」と言い訳することをやめ、自らの強みを探しましょう。

 
 

Let’sトレーニング

「傷つきやすさ」はどんな人でも必ず克服することができます。
3つのトレーニングを実践して、本当のあなたが持つ“強い心”を鍛えていきましょう。

トレーニング

▶ トレーニング.1 自分の本当の強さを信じよう

「自分はどんな状況で傷つくか」を客観的に整理できれば、対策を取ることができます。

幸福の科学では、人は誰でも“仏性”と呼ばれる「神や仏と同じ性質」を持つと教えられており、心は本来光り輝くダイヤモンドのようなもので、傷つくことは決してありません。傷ついているのは心の外側の“想い”の部分だけなのです。

特にタイプ1や2に当てはまった人は、「心の奥底には無限のパワーがある」と強く信じることが大切。正しい信仰のもとで仏性を信じることができれば、「本来の自分は強いはずなのに、どうして傷ついてしまったのだろう」と冷静に反省もできるのです。

 

▶トレーニング.2 「傷つきやすい」という思い込みを解こう

特にタイプ2や3に当てはまった、つい「私って、傷つきやすいから」と考えてしまう人は、まず「傷つきやすい」状態は一生続くものではなく、人はいくらでも強くなれるということに気がつくことが必要です。

もしあなたが傷つきやすいことに悩んでいるのなら、それは心の奥の仏性が「本当の自分はこんなに弱くない」と主張している証拠。自己限定をかけてしまうと、本当の自分が持っている勇気や明るさを発揮できなくなり、暗い未来を引き寄せてしまいます。

気持ちを切り換えて、強い心をつくろうと決意することがスタートです。

 

▶トレーニング.3 周りへ目を向けよう

何気ない言葉に過剰に傷つく人が家族や友人にいる場合、周囲の気遣いや愛はその人に奪われていってしまいます。特にタイプ1や3に当てはまった人は、自分が傷つくことで逆に周りを傷つけていないか、振り返ることも大切です。

「傷つけられた!」という恨みや怒りは、人間関係の中で広がっていきます。逆に「私は相手に優しさを返そう」と決意できれば、周囲に愛が広がるのです。

「傷つきやすいこと」は単なる欠点ではなく、うまく克服できれば「人の苦しみや悲しみを理解する力」に転化できます。傷つきやすさを乗り越え、周りの大切な人たちを助ける力に変えていきましょう。

 

Illustration by Shinichiro Hattori

(「Are You Happy?」2017年12月号)

幸福の科学 仙台正心館館長。1989年に幸福の科学に出家。聖地四国正心館や湯布院正心館の館長などを歴任し、2012年より現職。