歯の本数は、親知らずを除いて28本。40代後半から少しずつ歯を失っていき、70歳で残っている歯は平均15本になるといいます。その原因は、歯周病、虫歯、歯根破折(しこんはせつ)が全体の8割以上。また最近では、虫歯や歯周病など口腔内の疾患は、心臓病や糖尿病など、全身の疾患と大きな関係があることも分かってきました。歯の健康寿命も体の健康寿命も延ばすために、適切な口腔ケアを始めましょう。
歯と歯ぐきの健康は体の健康に直結します
歯の健康は、健康寿命を延ばすと言われています。カナイ歯科クリニックの金井知子先生に、歯と体の関係性について伺いました。
虫歯も歯周病も感染症
虫歯も歯周病も細菌感染です。虫歯は主にミュータンス菌という細菌が原因で、ミュータンス菌のエサは砂糖です。砂糖を摂ると、お口の中にいるミュータンス菌がそれを食べて酸を出します。その酸が虫歯を作っていくんですね。
昔は、親が虫歯が多いと、… (つづく)
◇歯と歯ぐきの健康は体の健康に直結します
◇虫歯ケアQ&A
◇歯周病予防とケアの基本
◇食いしばりを治す5つのメソッド
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