Happy あげまん塾

「あげまん妻」の法則4 子供はできるだけ早く自立するように育てる

子育てがストレスのはけ口になる場合もありますので、子供はできるだけ、「自分のことは自分ででき、自分で判断してやっていける」というように、育てていかなければいけないと思います。――『夫を出世させる「あげまん妻」の10 の法則』

――Aさん(母)Bさん(息子)親子をお招きしました。ひとりっ子ですが、自立させる努力はしましたか?

 A 私がボランティア活動をしていたので、小さいときから、息子を他のママに預けることはよくありました。

――Bくんは覚えてる? 

B  なんとなく。いつも、いつの間にか、母はいなくなってました(苦笑)。

A 預けるの、最初は怖かったんですよ。でも、いろんな子供たちの中で過ごせた経験はよかったと思います。

B 今だから言えるんですけど、小学校低学年のころ、お母さんが他の子の世話をしているのを見て、嫉妬したことはありました。でも、よく考えたら、自分に対する母の態度は、「他の子と接するときより優しい」と感じて。それで、「自分はお母さんの子供なんだ」って安心したんです。

A 息子のことはほんとにかわいくて、目の中に入れても痛くない! って本気で思ってました。夫のことも忘れちゃうくらい(笑)。だから家ではずっと抱っこしてて、そのまま寝たりもしてましたね~。

――そういう深い愛情がちゃんと伝わっていたんですね! その反面、Aさんは教育ママだったとか?

A そうなんです。溺愛していた分、教育投資も相当かけました(苦笑)。幼稚園もものすごくこだわって、小学校もお受験して。最高のものを与えようと一生懸命でしたね。

B  好きなサッカーを我慢して、毎日、塾に通わされました……。

A 周りからも「構いすぎ」と言われるぐらい。でも、塾にはもっとすごいママたちがいるから焦っちゃって。結局中学受験には失敗しましたが、高校は第一志望の全寮制へ。そこで、子供の自立は一気に進みました。

B  正直、全寮制を選んだのは、「親から離れられる!」っていう解放感からだったんですけど(笑)。離れてみたら、親のありがたさを感じて。

――具体的にどんなところ?

B 洗濯と掃除! あと、やっぱり母親の手作りのご飯は恋しかったです。

A 私は逆に息子がいない分、どんどんボランティア活動に熱心になっ
たからか、そんなに寂しくなくて(笑)。一番寂しかったのはここ数カ月です。息子が進路に迷ったとき、相談されなかったのは寂しかった~。

――高校生で離れるときのほうが寂しい気もしますが?

A 高校生のときは、遠く離れていても精神的には自分の管轄にいる感じだったの。でも浪人して進路に迷ったとき、親の意見は耳半分で。そもそも家にいないし、何を考えているのか全然わからなかったので……。

B 人生で一番悩んだけど、自分で考えて、結論を出したかったんです。でも、信じて待ってくれていたおかげで、後悔なき道を選べました。

――巣立ちのときだったんですね。

A はい。メリメリッと剥はがれる感じ! 私から息子に何も言わなくていいし、言う必要もないんだって思ったら、寂しさが込みあげてきて……。

――なるほど~。

A でも、息子が自立することで、主人にも一層思いを向けることができるようになったんです。あげまん妻になるためには、「息子からの自立」も重要なテーマでした。

――そうですね。子供の成長とともに上手に自立を促していくことは、あげまん&あげママの鍵だと感じました。本日は本音をお話しくださり、ありがとうございました。

「子供の自立」を早めるために Point

□ 子供に年齢相応のお手伝いをさせていますか?
□ ある程度の年齢からは、自分の意思で人生の選択をさせていますか?
□ 子供の意思を尊重していますか?
□ ご主人のことを忘れるほど、子供に手をかけすぎていませんか?

(「Are You Happy?」2015年6月号)