災害サバイバルの基本

地震や津波、豪雨などの災害に加え、国際社会に目を向ければ、戦争さえも現実のものになってきています。

こうした災害や戦争が同時に起きる、人類の危機が描かれているのが、大川隆法・幸福の科学総裁書き下ろしの『小説 十字架の女②〈復活編〉』。

いざというときにサバイバルするために、本小説で描かれる危機に際してどう行動すればいいか、シミュレーションしてみました。

いざというときのためにやっておこう( 監修:幸福の科学総務部・防災担当 山口 篤)

□災害のイメージを持つ

災害が起きたらどんな状況になるのかを、映像としてイメージしておくことが大事です。

インターネットの写真や動画、時々放映されるテレビの災害特集などを見ておきましょう。

ただし、心配しすぎも禁物。
できれば防災の本も読み、正しい知識をもとに、自分の暮らす環境に合わせて備えましょう。

□非常用持ち出し袋をつくる

防災の本などを参考に、非常用持ち出し袋をつくりましょう。

既製品を買ってもいいですが、買って安心しないで、自分用にカスタマイズして時々見直しを。

「家族写真」も持っておきましょう。
裏には家族のフルネームと生年月日、携帯番号を書きます。

スマホの電池がなくなってもこの写真があれば家族を探せます。

危機別シミュレーション①小説では…… 中国全土が被災
暴風・豪雨

状況①予報が出たとき

気象災害の場合は予報を有効に活用しましょう。
自分の住む地域の被害が予想される場合、予報が出たら「マイ・タイムライン」をつくります。
これは例えば、「近くの川の水位が何メートルになったら避難する」など、これまでの経験も踏まえて、どのレベルで何をするかを決めておくもの。
インターネットにつくり方がたくさん紹介されているので参考にしましょう。

ToDo
□マイ・タイムラインをつくる
□状況に応じて窓の保護などの対策

地域の危険を知ろう!
大雨で何が起こるかは地域によって異なります。
自治体が出しているハザード・マップは必ず確認して、自分の地域の危険を知っておきましょう。

状況②雨風が強くなる

雨風が強くなってきたらこまめに情報収集を。
実は、熊本県の球磨川が氾濫したとき、自治体は防災無線で避難を呼びかけていましたが、激しい雨音で聞こえなかった地域がありました。
自治体に頼りすぎず、「尋常じゃない」と感じたら自分で逃げる判断をしなければいけません。

ToDo
□テレビ・ラジオで情報収集
□周囲の状況をこまめに確認
□マイ・タイムラインに従って避難を判断

避難は早めに!
動き出すのが遅れれば遅れるほど、避難場所や避難経路の選択肢がなくなり、避難の際の危険も大きくなります。
特に豪雨のときは川の決壊などで急に水位が上がることもあるので、できるだけ早めに避難をすることが明暗を分けます。
「念のため」の避難が命を守ります。(続く)

本誌では上記の続きと、下記の記事をお読みいただけます
▶ 危機別シミュレーション②地震・津波
▶ 危機別シミュレーション③火山噴火
▶ 危機別シミュレーション④核攻撃(☚ご好評いただいております。)
▶ 危機別シミュレーション特別編 宇宙人の介入
▶ 危機を未然に防ぐために―『地獄の法』に込められたメッセージ

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