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聖徳太子ゆかりの地を訪ねて―心の修行が理想政治の原点〔幸福実現党党首 釈量子のキッチン政経塾〕

聖徳太子の足跡をたどる

大阪出張の帰路、聖徳太子ゆかりの地を訪ねてきました。

実際に足を運ぶと、新鮮な驚きがあるものです。まず訪ねたのは、日本仏法最初の官寺、四天王寺です。ここは「信仰の百貨店」とも言われ、若き日に太子を尊崇し、瞑想修行を行った弘法大師・空海の像のほか、日蓮聖人や鎌倉仏教の開祖ゆかりの堂宇(どうう)も存在します。

近年、「聖徳太子は実在しない」などという説も現れましたが、諸宗派の開祖たちが篤(あつ)く信奉した太子を歴史から消すなんて、かなり「罰当たり」なのではないでしょうか。

次にお参りした八尾市の大聖勝軍寺は、太子と蘇我氏の軍が、日本から仏教を締め出そうとした廃仏派の物部(もののべ)軍と激戦を繰り広げた場所です。入口には「聖徳太子古戦場」とあって身が引き締まります。

当時16歳の太子軍は三度退敗し、絶体絶命の窮地に陥ったところ、なんと椋の大木が真っ二つに割れて太子を隠し、九死に一生を得たといいます。古木の幹の割れ目に目を凝らすと若き太子をかたどった像が置かれています。すごい臨場感です。

歴史の教科書には、次の天皇家をめぐる勢力争いのように描かれることもありますが、「価値観の戦い」だったのだと思うと、背筋に電流が流れるような感慨に打たれました。

仏教精神が日本を高みに

聖徳太子以降の日本は、仏教と神道が融合し、「神道(*1)の長である天皇が仏教に帰依し、重んじる」体制を築いてきました。「釈尊と天照大神の融合体こそ、日本の国体」なのです。しかし……

*1『古代日本の真実』(大川隆法 著/幸福の科学出版)あとがき より

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