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娘が出会い系サイトを使っていて心配です。〔竜の口法子校長の熱烈エール もう大丈夫!〕

〔今月のお悩み〕
大学に入ってから娘の異性関係が派手になったので問い詰めたところ、出会い系サイトを使っていることが発覚しました。相手がどういう人かも深く知らずに、ネットだけで知り合った人に会うというのは、 娘の身のことを考えると心配です。注意したのですが、「みんな使っているから大丈夫」と言われてしまいました。私自身インターネットのことは詳しくないので、どのように注意をすればよいでしょうか。( 50 歳/埼玉県)

出会い系サイトでは、相手がどんな人物か分からない

結論から言うと、出会い系サイトはトラブルが多く、危険性が高いため、使わないようにさせることが一番です。

出会い系サイトを使う人の多くは、最初は興味本位で見るだけのつもりで始めます。しかし、何かのきっかけで深入りして、現実に異性と会うようになるそうです。

お母さんが心配する通り、「相手がどういう人物かが分からない」という点に危険が潜んでいることは言うまでもありません。例えば、公開されたくない写真を撮られたり、金銭トラブルやストーカー被害、脅迫、さらには最悪のケースとして、殺人も起きています。

将来について考えることでリスクを認識してもらう

まずは、お母さんが「出会い系サイトやネットによって起きた事件」を勉強することから始めましょう。おすすめは、本を読むことです。ネットで調べるよりも、より深く理解ができるはずです。

子供は、「親は自分よりネットの世界に詳しくないだろう」と思っているので、お母さんが本気で調べて、過去、実際に起きた事件を伝えることで説得力が出ます。そして、娘さんには「自分の娘を悲惨な目に遭わせたくない」というお母さんの本心をぶつけてみてください。お子さんが出会い系サイトに対して一定の「恐れ」を持つことが、抑止力になります。

ネットの世界の怖さは、一度写真や情報が公開されると、いつまでも残ってしまう点です。過去に軽い気持ちで行ったことが、未来が壊れるリスクになるのです。取り返しのつかない苦しみを背負うことがないよう、将来のためにも「自制することの大切さ」を理解してもらいましょう。

実は、ネットでの交流が「現実逃避」の場になっていることが多く、中高生の場合は、「勉強からの逃げ」からスマホを離せなくなる子もいます。ネットサーフィンをしている間は嫌なことを忘れられるというのです。もしかしたら、娘さんも現実と向き合いたくない”何か”がある可能性もあります。今、大学生ということは、数年後には社会人。そこで、就職の話題や、具体的な将来像を一緒に考えたり、話し合ってみてください。将来の夢や希望についての話を増やし、娘さんの思いが未来に向かうことが一番効き目があるかもしれません。

親子の時間をしっかり取り本音を伝えよう 

娘さんが社会人になってしまうと忙しくなるので、大学生の今が、親子の時間をつくるチャンスです。おすすめは、母と娘、女性同士の旅行です。日帰りプチ旅行も楽しそうですね! おしゃれなカフェで、お茶やランチもいいでしょう。お互いの心がオープンになったところで、お母さんの本音を話してみましょう。もう大丈夫‼

(「Are You Happy?2020年12月号)

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