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ウイグル女性たちの命懸けの証言に思う〔幸福実現党党首 釈量子のキッチン政経塾〕

新疆(しんきょう)綿とトマトを巡る対応

もしも、普段口にしている食材や身に着けている服が、罪のない人たちの強制労働によって生産されているとしたらどうでしょうか。

今、世界では新疆ウイグル自治区での強制労働が議論の的になっています。今年1月、アメリカ当局は新疆の綿製品とトマト関連製品すべてに対する禁輸措置を発動しました。

ファッションブランドのH&Mやスポーツ用品メーカーのナイキ、アディダスなどは「新疆綿を使用しない」と発表しています。日本でもカゴメが、ウイグルで生産されたトマト加工品の使用を今年中に終了すると発表しました。

強制収容所での壮絶な体験

中国政府はウイグルでの人権弾圧を否定しています。しかし最近、逃げ出した女性たちの勇気ある証言によって、実態が明かされつつあります。

ウイグル人のムカイダイス氏の『在日ウイグル人が明かすウイグル・ジェノサイド ― 東トルキスタンの真実』という本では、想像を絶する人権弾圧の体験が語られています。

続きは本誌でお読みいただけます

▶ ジェノサイド認定ができない日本の事情
▶ 政治と経済は分離できない

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