映画『美しき誘惑―現代の「画皮」―』公開 初日舞台挨拶でダブル主演の長谷川奈央・市原綾真をはじめ、芦川よしみ、千眼美子、永島敏行、赤羽博監督が登壇!

映画『美しき誘惑-現代の「画皮」-』がいよいよ5月14日(金)に公開されました!

集合2

公開初日には、舞台挨拶が東京のシネマート新宿で行われ、W主演を務める長谷川奈央さんと市原綾真さんをはじめ、芦川よしみさん、千眼美子さん、永島敏行さんといった豪華俳優陣、さらに赤羽博監督が登壇。

盛大な拍手のなかイベントがスタートすると、キャスト一人ひとりから撮影中のエピソードや本作のみどころが熱く語られました。

本作は、世界11カ国の映画祭で64個もの賞を獲得しています。赤羽監督は、「嬉しくて感謝でいっぱい。この作品が海外で評価されるということは、この世の中も捨てたものじゃないなと。この作品との出会いに感謝します」と手応えを語りました。

長谷川さん (640x427)

誰もが振り向く美しさを備えるも、「九尾の狐」に取り憑かれた妖魔である山本舞子役の長谷川さんも、国際映画祭で主演女優賞を獲得しており、「赤羽監督やプロデューサーなど多くの方々にご指導いただき、演じ切ることができました」と目を潤ませて感謝しました。

市原さん (640x427)

あるきっかけで舞子の裏の顔に気づいてしまい、悩み葛藤する将来の総理大臣候補・塩村太郎役の市原さんは、劇中歌も評価されていることについて、「挿入歌にも映画と同じくらいテーマが詰まっております。受賞によって音楽を聴いてくださる方も増えて、その歌を聴くことで人生が豊かになったり、幸せになったりする人が増えたら嬉しいです」と期待の思いを語りました。

芦川さん (640x427)

芦川さんは、「女教祖役を演じるのは初めてで、悪役なのかな? と思って蓋を開けてみたらビックリ。大変な役柄で苦労しましたが、演じる上では心境や言葉を整えて神経質になりつつも、真剣に向き合いました」と熱演を報告しました。

千眼さん (640x427)

千眼さんは、「私の役は山本舞子とは対照的な役。演じる上では、よく笑おう、裸一貫で笑おうと楽しみながら演じていました」と撮影を回想し、「セーラー服姿も披露します。26歳なのでもうこれで最後だろうと思ったけれど、いい思い出ができました!」と照れながらも嬉しそうに語りました。

永島さん (640x427)

永島さんは、息子役の市原さんに「真面目!」と太鼓判を押し、「彼は役の上だけではなく、世の中を変えていきたいという思いがあり、僕らの時代とは違うなと。役者としても真摯に取り組んでいたし、これからもいろいろな経験を積んで成長していってほしい。今後が楽しみです」とエールを送りました。

また、映画の内容にちなんで「誘惑に襲われたこと」を聞かれた千眼さんは、「銭湯にハマっていて、週に3回くらい行く。街中を歩いていても銭湯があるとフラッと入ってしまう。電気風呂、サウナ、シャワーも2回くらい浴びて、2時間くらいいちゃいます」といい湯の誘惑に完敗中。長谷川さんは、「食べることが好きで、我慢するのが大変。特に粉もの。でもネットで画像を見ては我慢。これは効き目があるのでおススメです」と誘惑に喝。市原さんも、「僕も食べ物!」と明かし、「焼き菓子屋さんやケーキ屋さんの前を通るといい香りがして……。でもお店には入るけれど買わない。そんなときは勝ったぞ! と思う」と誇らしげでした。

さらに、イベント後半では、塩村太郎の母親・智子役の杉本彩さんからの手紙が朗読されました。手紙には、「『美しき誘惑―現代の「画皮」―』公開初日おめでとうございます。『自分の人生をどう生きるか……』この映画からもいろいろと考えさせられました。少しの期間でしたが、この作品に関わることができ光栄です。たくさんの皆様にご覧いただけることを心よりお祈りしています。杉本彩」と綴られていました。

最後に主演の市原さんが、「この映画を通して、自己中心的に生きるのをやめて人のために生きる姿の美しさを感じました。現代はその価値観が薄れてきている。だからこそ、この映画を見ていただき、本当に大切なものはなんなのかを考えるきっかけにしてほしい」と期待を込めると、同じく主演の長谷川さんも、「私はこの映画に携わって、人や物事の本質を見ることの大切さを知り、この映画を通して、私は前よりも強くなりました。人の人生観を変える力のある作品であると確信しています」と力強くアピールしました。
 
 
 
 
 
映画『美しき誘惑―現代の「画皮」―』
公開日:5 月 14 日(金)全国ロードショー

映画『美しき誘惑―現代の「画皮」―』公式サイト

製作総指揮・原作/大川隆法
長谷川奈央 市原綾真 芦川よしみ モロ師岡 矢部美穂 中西良太 デビット伊東 千眼美子(特別出演) 杉本彩 永島敏行
監督/赤羽博 音楽/水澤有一 脚本/大川咲也加 製作/幸福の科学出版 製作協力/ニュースター・プロダクション ARI Production
制作プロダクション/ジャンゴフィルム 配給/日活 配給協力/東京テアトル
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【STORY】
大手銀行副頭取の秘書として働く山本舞子。才色兼備で誰もが振り向く美しさを備え、周囲の憧れの的である彼女には、裏の顔があった。夜は、銀座の高級クラブでホステスとして働き、自分の美しさにふさわしい男性を品定めする顔だった 。ある晩、ついに彼女が本当に待ち望んでいた人物がやってきた。将来の総理大臣の有力候補と言われる塩村太郎。太郎が舞子に惹かれるまでにそう時間はかからなかった。すべては彼女の思惑通りに事が運び、結婚の準備が着実に進められていく。しかしそんな中、太郎の人生の師である教祖・橘勝子から、舞子が「九尾の狐」に取り憑りつかれた妖魔であると告げられる。自分の美しさによって国を滅ぼしてこそ満足をえられる舞子。それでも「彼女にも良心がある」と信じたい太郎の葛藤は膨らんでいく。結婚式当日、果たして二人の運命は―― 。

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