神々は、人々の信仰心が薄れたときに災害を起こしますが、同時に、信仰ある者には救いの手を差し伸べてきました。近年、自然災害が相次ぐなかで幸福の科学の信者にも数多くの奇跡が起きています。その一片を体験者の声で紡ぎます。
実証された信仰による奇跡
ルポ岩手県宮古市
2011年3月11日、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0という観測史上最大の地震が発生。北海道から関東太平洋沿岸を大津波が襲い、死者は1万5000人を超えた。
◆「信者が100人」で守られた町
あっという間に町ごと津波に飲み込まれていく様子がテレビに映し出され、日本中が自然の脅威に恐怖したあの日―。まさに「奇跡」としか思えない体験をした人々がいた。
宮古市は、岩手県の三陸海岸に面する港町だ。美しい景観を誇る一方で、明治、昭和から繰り返し津波の被害に遭っている。あの日も、震度6弱の強い揺れに襲われ、その30分後に8.5メートルを超える大津波に見舞われた。この津波高は被災地のなかでも最大級の高さだった。それにもかかわらず、宮古市はほかの被災地と比べ、段違いに早く復興を遂げている。
同市にある幸福の科学・宮古拠点の、SさんとKさんはこう語る。
「大川隆法総裁は、以前、法話で『信者が100人いる町は守られる』とおっしゃっていたのですが、宮古は当時も、信者が100人以上住んでいる町でした。
隣の町は空襲が来たかのような惨状になってしまいましたが、宮古はそれほどではなく、1年経つころには片づけが終わり、わずか2~3年で普通の生活に戻ることができたんです」(Sさん)
「私もSさんも山手に住んでいたので難を逃れましたが、連絡が取れない法友の安否を確かめるために町を回ったんです。でも、探さなくても、私たちを待ち構えるように、玄関先や道端でばったり会えたりして、全員の無事を確認することができました。法友同士って、目に見えない絆でつながっているんですね。それに行く先々で、『震災のとき奇跡的に助かった』という信じられないような話もたくさん聞きました」(Kさん)
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