何歳からでも遅くはない!読者のEnglish Dream

英語を始めるのは、何歳からでも遅くはありません。英語学習には、生涯現役で過ごすためのうれしい効果も。アユハ読者の「English Dream」と、編集部オススメの英語学習法を紹介します。

何歳からでも英語

 

読者のEnglish Dream①
「広島から日本の正しい歴史を発信したい!」(Aさん・60代)

広島は原爆ドームなどがあるため海外からの観光客が多く、声を掛けられることもあります。「海外の方とお話ししたい」と思い、30 代のころに独学で勉強を始めました。友人と10年以上、幸福の科学の英語版冊子を使った勉強会も行っています。「読む」「聴く」「書く」「話す」の勉強方法を中心に、覚えたい単語は実際に書き、手で覚えるようにしていますね。

広島の平和公園の近くで、英語で観光ガイドをするボランティア活動を始めたいのですが、観光地を案内するとなると日本の歴史も知っておかなければならず、そちらも勉強中です(笑)。海外からいらした皆さんに、正しい歴史をお伝えできればいいなと思っています。

まだまだ上手に話せるわけではありませんが、とにかくコツコツと勉強を続けています。2 年前の自分、1 年前の自分より確かに上達している自分を感じるとうれしくなりますし、まさに「継続は力なり」と感じますね。英語は何歳から始めても遅くありません。ぜひ一緒にがんばりましょう!

 

読者のEnglish Dream②
「海外からの留学生のお世話をしたい!」(Yさん・60代)

子育てが落ち着いた30 代から英会話学校のアルバイトを始めて英語に再チャレンジ。その後17 年間、大学の留学生用宿舎の寮母として働きました。最初は英語で話しても、学生たちはどんどん日本語がうまくなるので、私はあまり勉強できなかったのですが(笑)、海外の若者の考えを聞くと学ぶことがたくさんあり、いい刺激をもらっていました。

去年仕事を定年退職し、今度は大学ではなく個人や地域と連携した形で留学生を応援していきたいと思っています。スカイプでインドの方たちに日本語を教えたりもしているので、海外の人にもっと日本の魅力を伝えていき、若い人たちの夢を応援していきたいですね!

 

読者のEnglish Dream③
「世界を周って‟霊的人生観”を伝えたい!」(Tさん・60代)

昔から海外旅行に行くのが好きで、自然と英語の勉強を続けていました。その後も交換留学生を家で預かったり、友達夫婦と計画して海外旅行に行ったりと英語に触れ合っています。今は、英語のCD を常に流しっぱなしにしてフレーズを勉強中。家事の最中にリスニングに合わせてフレーズを繰り返して口に出してみたりして、英語を覚えています。

これからの夢は、海外に長期滞在して、世界の人々に幸福の科学の“霊的人生観”を伝えていくことです。特にスペインのコリア・デル・リオという街には、江戸時代の使節団の子孫といわれる日系人が大勢住んでいると知り、ぜひ幸福の科学の教えを伝えにいきたいと思っています!

「100 歳まで生きよう」と思っているので、60歳なんてまだまだひよっこです(笑)。英語を話すとき、最後に必要なのは“度胸”!海外では「話そう」「伝えよう」という意志を示すことが大切です。まずは臆せず話してみることで、周りの人も意味を汲み取ろうと歩み寄ってくれるはずですよ。

 

編集部オススメの英語学習法

① Writing-書いて記憶力アップ!

さまざまな神経が通っていて、「第2の脳」とも呼ばれる手指。指を動かすことで、脳の血行が促進されます。英語を勉強するときも、目で見て読み、口で音読をし、さらに手を動かして書写することで、長期記憶に保存されて定着率がよくなると言われているのです。記憶力が鍛えられることで頭がシャキッとして物忘れの防止にも。

すぐに使える英会話

『書くだけカンタン!すぐに使える英会話』
「聞いて」「声に出して」「書く」という簡単な3つのステップで英語を音読筆写。多数掲載された例文もうれしい。
(木住野優薫 著/アスク ¥1,512)

 

② Speaking-話して出会いを増やす

年齢を重ねるごとに新しい出会いは減っていきます。人との交流が少ない高齢者は、毎日誰かと交流している高齢者に比べて認知症になるリスクが高いという研究も。英会話教室や地域の英語サークルなどに通うと、出会いが増え、「英語学習」という共通の話題も生まれます。仲間同士で励まし合うことで、やる気も長続き!

60

『60歳。ゼロから英語をはじめませんか!』
60歳から英語を始めた著者が、留学生を自宅に受け入れるようになるまで。長く続けるための秘訣が満載。
(小松喜代子 著/三笠書房 ¥800)※現在電子書籍のみ

 

③ Reading-音読で頭を活性化!

脳の中で、人とコミュニケーションを取ったり物事を記憶する部分は「前頭前野(ぜんとうぜんや)」と呼ばれます。最近の研究では、“英語の音読”をすることで、この部分が活性化されることが分かりました。脳のトレーニングを習慣化して頭を鍛えることで、認知症の予防や進行を遅らせる効能もあるとされています。

英語音読で脳トレ

『英語音読でらくらく脳トレ』
脳科学の専門家・川島隆太教授が監修するテキスト。世界の名作・名言も同時に学べる。
(川島隆太 総合監修、カン・アンドリュー・ハシモト 著・執筆/ディーエイチシー ¥1,620)

泣ける①②

『英語で泣けるちょっといい話』1・2
初級3,000 語レベルの英単語をベースに、「泣ける」「心に響く」20 話を日本語・英語の対訳で収録。お手本の音声CD
を聞いて音読に挑戦しよう!
(ちょっといい話製作委員会 著/アルク ¥1,512)

 

モチベーションアップのために読みたい3冊

「年を取ってから英語ができるようになるのは、確かに難しいことです。それでも、努力すればできるようになるのです。」

(『老いて朽ちず』)

語学は、ボケの予防には非常に効果的らしいので、勉強しておいたほうがよいと思います。」

(『生涯現役人生』)

英語であれば、「単語を一日に十個覚える」ということを習慣づけたら、いつの間にか力がついてきます。」

(『Think Big!』)

 
(「Are You Happy?」2017年11月号)

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