新型ウィルスはどこから生まれたの?
中国で発生した新型コロナウィルスが世界で猛威を振るい、収束の兆しが見えません。
日本でも、中国へ渡航したことのない人が各地で発症し、亡くなる方も出てしまいました。マスクや消毒液なども入手が困難となり、子供のためにマスクを手作りするお母さんもいます。
この新型ウィルスは、武漢市の華南海鮮市場で売られていた野生動物が発生源であるとされています。しかし、時々刻々と驚くべき情報や現地の実情が明らかになってきました。
世界中の専門家が指摘しているのが、海鮮市場から30キロメートルの場所にある中国科学院武漢ウィルス研究所からのウィルスの漏洩です。それも、ウィルスは「生物兵器」として研究されていたというのです。
2月4日、中国のSNS微信に、当事者である武漢ウィルス研究所の内部告発がアップされました。現役の女性研究員が「今回の新型ウィルスは同研究所の石正麗研究員が人工的に(遺伝子を)編集したものだ」と詳細なレポートとともに暴露。石氏は激しく反論していますが、昨年、石氏自身が「コウモリからコロナウィルスを抽出し、新種のウィルスを研究している」と講演したことが明らかになっています。こうした情報は、中国当局が即座に削除しましたが、今後も、さまざまな実態が明らかになっていくと思います。
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▶ 日本経済に出る影響は?
▶ 今後、日本がとるべき中国への対応は?