生理痛や婦人病などに悩む女性へのスピリチュアル処方箋

女性の社会進出が進むとともに増えている婦人病。
女性特有の器官に発生するさまざまな病には、どんな霊的な背景が潜んでいるのでしょうか?

女性の不調(生理痛など)

 

働き方の変化とともに女性の身体に負担が

生理痛やPMS、ホルモンバランスの乱れなど、女性を悩ませる「婦人病」。
これらの女性特有の不調に悩む人が増えた背景には、現代女性の“働き方”が大きく影響しているといわれています。

昔から、女性は家の中で適度に立ったり座ったりしながら家事をしていましたが、現在はフルタイムで長時間座ったまま、または立ったままでの仕事を求められます。これが子宮に悪い影響を与え、不調を引き起こしてしまうのです。
女性は毎月の生理もあるため、「適度にくつろぎ、休む」ことが前提の身体になっています。男性と同じような働き方ができる身体の仕組みではない面もあるでしょう。

さらに仕事でのストレスも、子宮に悪影響を及ぼします。
女性が男性と同じように社会進出をして自己を発揮できるようになった半面、身体には負担がかかっているのかもしれません。

 

生理や出産のよい面を見る

そのため、自分は仕事を生きがいにするのか、それとも女性ならではの生きがいを見いだすかを考える必要が出てきます。
仕事を人生の中心に捉える生き方もある一方、生理~出産~育児という女性の仕事も、「人類の生命を維持する」という聖なる仕事でもあるのです。

 

子宮や乳房の病気は、男女問題や親子関係の葛藤の影響が現れる

スピリチュアルな目で見ると、子宮や乳房などの女性特有の器官は、男女問題の影響が出やすい箇所です。
父親や彼氏から受けた言葉からくる「心因性のホルモン異常」が生理不順の原因だった、という事例もあれば、夫婦間の葛藤によって子宮がんや乳がんが引き起こされることもあります。

さらに、母親との葛藤を持つ若い女性が“お母さんのようになりたくない”という反発心でホルモンバランスの崩れを引き起こし、生理不順を患うケースも実際にありました。
この方や、独身で乳がんなどを患った方に多く見られるのが、“女性であることを否定する心”。
“結婚してお母さんのようになると不幸になる”という思いや、“結婚したい”という願望と“仕事がしたい”という願望の葛藤が、不調や病気として現れているのです。

子宮は母体の象徴です。
子宮が悪くなるということは、「いろいろなものに対して、守り、育てる心がなくなっている」可能性が考えられます。
他の人を排斥せずに、大きく包み込むような気持ちを持つことが大切です。

 

◆スピリチュアル処方箋◆
「女性らしさ」を受け入れ大切にする

女性の魂の本質には、「人類を育て育む」という使命が宿っています。自分の中の女性らしさを受け入れ、人に対しては、大きく包み込むような心を持ちましょう。

 
(「Are You Happy?」2016年5月号)


 

おすすめの書籍

■乳ガンや子宮の病気に悩む人へ――潜在意識を見つめよう(『超・絶対健康法』P124~)

「女性の場合は、家族関係の悩みが原因で病気になることが非常に多いのです。」
「『考え方を変えることによって、人生のあり方を変えよう』と思い、その方向に努力していくことが大切です。」

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『超・絶対健康法』
大川隆法 著/幸福の科学出版
1,500円(税抜)

■PMS&生理痛にもう悩まない!(「Are You Happy?」2020年1月号特集)

・生理は心と体の健康のバロメーター(産婦人科医 西口先生)
・フィトテラピー(植物療法士 森口敦子さん)/ツボ押し・リンパ流し(鍼灸師 辻本万里子さん)/冷え取り(助産師 織田涼子さん)/漢方(薬剤師 桜林 裕子さん)

 

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砂田泰伸 

医学博士。1981年、東京医科歯科大学大学院修了。1981〜1984年まで東京医科歯科大学難治疾患研究所勤務。1984年、カリフォルニア大学サン ディエゴ校(UCSD) がんセンター、1985〜87年、NYメモリアル・スローンケテリングがんセンターでがんの基礎研究に従事。1987年、国立循環器病センター研究所室 長。1991年、幸福の科学総合本部指導局に入局。支部長、総本山・正心館/北陸正心館/大阪正心館/ハワイ精舎館長を経て、現在、幸福の科学オセアニア 本部長・オーストラリア正心館館長。