人は死んだらどうなるのか、お葬式の意味など、供養についての素朴な疑問を、幸福の科学の霊園・来世幸福園の津田博樹館長に聞きました。
Q. 人は死んだらどうなるのですか?
A. 魂が肉体から離れ、あの世の天国や地獄に向かいます。
人は亡くなると、魂が肉体から離れます。魂と肉体をつなぐ霊子線が切れるのは、心停止から約24時間後です。
この間は肉体が感じた痛みなどが魂にも伝わるため、火葬の前にお通夜などの儀式があるのです。
霊子線が切れた後も、魂はしばらくの間は地上に留まることが許されており、お世話になった人たちに挨拶に行ったりします。
四十九日を迎えるころになると、「導きの霊」が迎えに来ます。その霊とともに三途の川を渡ってあの世に行くと、生前の思いや行いをすべて振り返ることになります。
その結果を見て、天国と地獄のうち、それぞれの心境に合った世界に向かうのです。
Q. お葬式にはどんな意味がありますか?
A. 亡くなった人に、「死の自覚」を促します。
ほとんどの人は、自分の死をなかなか受け止めきれません。
そのため、お葬式をあげて死の自覚を促します。
自分の遺影を前にお経をあげている様子を見ることで、「自分は死んだのだ」と自覚できるのです。
ただ、死後の世界を信じていない人の中には、「意識がある」イコール「まだ死んでいない」と思って、自分の葬儀を見ても「何かの冗談だ」と受け取ってしまう人もいるようです。
そうなると、不成仏霊となって地上をさまようことになります。
ですから生前から死後の世界を知っておくことが大事ですし、生前の信仰に関係する導きの霊が助けてくれるので、信仰を持つことは死後の旅立ちのためにも大切なのです。
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