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闇バイトで若者に広がる地獄「あいや、待たれよ!」地獄和尚の声を聴く〔幸福実現党党首 釈量子のキッチン政経塾〕

白昼堂々の強盗事件

「闇バイト」による事件が全国に広がっています。5月に高校生を含む10代の男子4人が、銀座の高級時計店へ白昼堂々、押し入ったのを皮切りに、川崎市や甲府市でも同様の事件が発生しました。

 ショーケースのガラスを叩き割り、宝飾品を黒い袋に放り込む犯行の姿は、闇の中で、闇と戦うヒーローを描いた大川隆法党総裁の『小説 地獄和尚』の冒頭の描写にそっくりです。仏は、あらゆるものをお見通しなのだなと痛感します。

 「闇バイト」のうち、特殊詐欺の検挙状況を見ると、残念なことに犯行グループの主犯が捕まる率は、総検挙人員のわずか1.7%です。

 一方、実行犯となった若者はアッサリ逮捕されています。ツイッターなどで「高額即金」などのフレーズに誘われ、軽い気持ちで応募した普通の若者が、犯罪の捨て駒として使われます。特に最近は、詐欺よりも手っ取り早く稼げるということで、「叩き」と呼ばれる強盗が増加しています。

 犯罪だと気付いて抜け出そうとしても、個人情報を把握され、「家族を殺す」などと脅されます。地獄の特徴は「恐怖心による支配」ですが、まさに地獄行きの所業です。

 政府も緊急対策を講じ、警察や学校でも若者がバイト感覚で犯罪に加担しないよう注意喚起が行われています。

つづく

本誌では上記の続きと、下記の記事をお読みいただけます
▶「欲」が狙われる

▶撲滅の鍵は『地獄の法』

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