アユハ読者に聞いた スピリチュアル体験エピソード

リアルな夢や虫の知らせ、亡くなったはずの人の姿を見るなど、「死後の世界」を垣間見る不思議な体験を、読者の皆さんに聞きました。

亡くなった人との再会

供養をしたら夢に出てきた母

永代供養をした次の日、母が私の夢に出てきました。母は、若いときに好きだったスーツを着て、なぜかインド人と日本人の若者と一緒に、「上で今からパーティーがあるから行きましょう」と楽しそうに話していました。とてもリアルな夢でした。(東京都・70代・主婦)

永代供養……幸福の科学においては、毎日執り行われる『総本山・先祖供養経』の読経供養のことをいう。

私を心配して夢に現れた祖母

祖母が亡くなった数日後、入院中のころの祖母の夢を見ました。心の準備ができず、何もしてあげられなかったことを謝ると、「そんなことはないよ。来てくれるだけで心は元気になったんだよ」と言って、優しく抱きしめてくれました。祖母に再会できた喜びと、元気な姿を見られた安堵から、たくさん涙が出ました。私の沈んでいる心を感じて、夢枕に立ってくれたのだと信じています。(岩手県・30代・会社員)

祖母と天国のお花畑で遊んだ!

幼稚園児のころ、病気で寝たきりだった大好きな祖母が亡くなりました。お葬式の翌日、母に「あなた、夜寝てるとき、すごく楽しそうに笑ってたよ」と言われ、その瞬間、とてもキレイな天使とお花畑で遊んでいるビジョンが浮かんできました。「あ、おばあちゃんと遊んでたんだな」と思い、「無事に天国に還れたことを教えに来てくれたんだね」と母と話したことを覚えています。(滋賀県・20代・教育関係)

夢で親友と再会のハグ

20歳の春、仲の良かった同級生を脳梗塞で亡くしました。当時はただただショックと後悔ばかりでしたが、数年後、夢の中で彼女と再会。「あなたの人生、幸せだった?」と聞くと満面の笑みで昔のようにギュ~っとハグをしてくれたのです。その温もりが目覚めてからもリアルに残っていて、20歳で亡くなったのも彼女の人生計画だったのかなと感じました。(神奈川県・20代・IT関連)

孫の成長を見守る祖母の霊

長男が2~3歳のころ、「お母さん、知らないおばあちゃんがニコニコして僕が遊んでいるのを見てる。毎日来てるよ」と言い出しました。私は「もしや……」と思い、出産の2日前に突然亡くなった私の祖母の写真を見せました。すると長男は「このおばあちゃんだ!」と大興奮。長男は、首にへその緒が二重に巻きつきながらも、奇跡的に無事に生まれたため、当時、祖母が命に代えて守ってくれたように感じて、涙が止まりませんでした。今も見守ってくれているような気がします。(東京都・50代・会社員)

あいさつ回りをして帰天した父

父は、昨年の夏に脳出血で倒れ、意識が戻らないまま今年3月31日に帰天。入院中から今まで、何人もの人から、「お父さんが夢に出てきたよ!」と聞きました。まるであいさつ回りをするように、父は知り合いの夢に登場していたようです。その後、私も夢の中で父と握手。感動して大泣きしました。(大阪府・20代・事務)

あの世で家族と再会する水子の霊

あるとき、友人の家族の夢を見たのですが、その子の家族にはいないはずの18歳くらいの青年が、まるで本当の家族のように一緒に和気あいあいとしているのが気になりました。翌日聞いてみると、友人には幼くして亡くなった兄がいたことが分かりました。夢での様子を話すと、友人は安心したようでした。(島根県・20代・サービス業)

プチ臨死体験

部屋の掃除を思い出してこの世に戻ってきた

祖母から聞いた話です。持病が悪化し、自宅から運び出されたとき、幽体離脱して上から自分を見ながら心地よい感覚になって、「このまま死ぬのかな」と思ったそうです。しかし、はたと自宅の片づけが済んでおらず、これでは自分の葬儀ができない!と思った瞬間、体に戻ったとか(笑)。その後、手術をして回復した祖母は、今も元気に過ごしています。(神奈川県・20代・サービス業)

幽体離脱であの世に還る準備!?

亡くなる直前の時期、母に「どんな夢見た?」と聞くと、「家の近所を歩いてた」と話してくれました。夢か現実か分からないくらいリアルだったそうで、それを聞いて私は、「幽体離脱して、あの世に行く準備をしてるのかな」と、ふと思いました。その2日後、家族が見守るなか、眠るように帰天。最後に、「お母さん、ありがとう」と伝えると、母の閉じた目から、スーッと涙が流れたのを見て、気持ちが伝わったのかなと思いました。(千葉県・50代・パート)

虫の知らせ

死後すぐに会いに来た祖父の霊

浪人をしていた年のクリスマス・イブの夜のこと。友人とケーキを食べようと自宅に戻ったところ、玄関でニコニコ笑っている祖父の姿が見え、ふっと消えていきました。受験が無事に終わった後、両親から、実はそのクリスマス・イブの晩に祖父が亡くなっていたことを知らされました。(福岡県・60代・会社員)

体の異変が知らせた祖父の死

ある朝、目覚めるとなぜか肺が痛み、呼吸が浅い自分にびっくり。すると、その10分後に病院から祖父が危篤という電話が。亡くなる2日前には、呼吸ができないような状態で苦しそうだった祖父。最後は肺炎で亡くなりました。あの朝、祖父は最後のあいさつに来たのかなと思います。(千葉県・20代・事務)

耳鳴りと同時に入った訃報

祖父が亡くなった日のこと。自宅で過ごしていると、今まで聞いたことのない耳鳴りのような電子音がしました。どこから鳴っているのか探していると、電話が鳴り、祖父の顔が浮かびました。電話は、祖父が亡くなった連絡でした。祖父が私に会いに来てくれたのかなと思った出来事でした。(岩手県・30代・会社員)

恐怖体験

誰もいないはずの横断歩道で……

主人から聞いた話です。夜、人通りのない道路を車で走行中、横断歩道におじいさんと手をつないだお孫さんが現れ、急ブレーキ!「 絶対ひいた……」と外を確認すると二人の姿はなく、助手席の友達から「どうした!? 誰もいなかったよ!」と告げられ、真っ青になったそうです。そこは、昔、ダンプカーが保育園児の列に突っ込んだ事故現場の近く。迷っている子がまだいるのかもしれません。(愛知県・30代・パート)

金縛りと同時に故人の顔が

お盆の夕方、自室でウトウトしてふと目覚めると、体が動かず、ラジオも扇風機も止まっていました。扇風機の少し上に視線を向けると、自殺で亡くなった伯父の顏が……。私は瞳に力を込め、睨みつけました。すると、その霊はびっくりした顔をして消え、金縛りが取れると同時に、扇風機とラジオも動き始めました。(宮崎県・30代・主婦)

不思議体験

命日を知らせるお香の香り

父方の祖父の祥月命日が近かったので、足腰の弱った両親の代わりに、妹を誘って墓参りに行きました。翌日からは仕事が忙しく、墓参りに行ったこともすっかり忘れていたのですが、ある朝、出勤の準備をしていると、どこからともなくお香の香りが……。「あれ?」と思ってカレンダーを見ると、その日が祖父の祥月命日当日でした。(東京都・50代・会社員)

父の愛情が分かった不思議な感覚

父が亡くなった直後、リビングで父の遺体と二人きりになったとき、なぜか自分の手をまじまじと見て、「かわいいな~」と感じました。まるで父の魂が私の目を通して見ているような感覚で、父の思いが伝わってきて涙があふれました。自分の手を見てかわいいと思ったのは後にも先にもそのときだけです。(東京都・40代・出版業)

(「Are You Happy?」2019年8月号)

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