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「職場の嫌がらせで退職した娘をどう支えるべきでしょうか。」

幸福実現党 釈量子党首が、アユハ読者のさまざまなお悩み相談にお答え。日常の不安も政治の疑問も、まとめてクオンタム・リープ(量子的飛躍)させて解消しちゃいます。

クオンタムリープ

 

嫌がらせを受け退職に追い込まれた娘

N 23歳の娘はトリマーとして働いていたのですが、昨年職場の上司から嫌がらせを受けて退職してしまいました。その後、別の職場に就職したのですが、そこでも先輩とうまくいかず短期間で辞めてしまい……。

 小規模の職場は閉鎖的ですからね。苦手な人がいると本当に苦労すると思います。それで娘さんは?

N 家事を手伝いながら、カウンセリングに通っています。元々控えめな性格だったのですが、夢だったトリマーという仕事で挫折して、自信をなくしてしまいました。「あなたならできるよ」と言っても、「私なんかできない」と言うようになって……。

 娘さんもお若いですから。倒産やリストラなどで4回失職した友人を知っていますが、今は教師として頑張っています。「うちの娘だけが」と考えると焦ってしまうので、他の人の事例を知ると心に余裕が出ると思います。

N カウンセリングに通っていると、人によって長く時間がかかるという話も聞いて、つい焦ってしまいます。「調子はどうなの?」と何度も聞いてしまったり……。

 心配なお気持ちもよく分かりますが、長い目で見れば失敗や挫折は人生の大事な経験になります。逆に「失敗したことがない」ということが、人生最大の失敗とも言われます。あと、よくありがちなのは、気がつかないうちに親が子供に自分の理想を押しつけてしまうことです。特に頭のいいお母さんだと、子供の至らないところが目について、理路整然と裁いてしまうことがあると言います。

N 確かに論理的に結論を出して、詰めてしまうところはあるかもしれません。

 

親にとって「信じて解き放つのが愛」

 とはいえあまり長引いてしまうようでしたら、前向きに後押ししてあげるといいと思います。無理にトリマーとしての復職を目指さなくても、まずはゆったりした職場で自信を取り戻すのはいかがでしょうか。先日、障害者が自立できるよう雇用を支援しているカフェに行ったのですが、なんだか優しい空気が漂っていました。幸福の科学グループにも「ユー・アー・エンゼル!」という障害児とその親御さんを支援するための活動がありますが、そういうところでボランティアをすると、何らかの気づきが得られると思います。私も一緒に活動すると、無言の説法を受けている気持ちになり、感謝がなかったことを反省したりするんです。

N ボランティアを勧めるのはいいかもしれませんね。ただ、娘は引っ込み思案で人と付き合うのが苦手で……。だから動物が好きで、トリマーの仕事を選んだんです。

 ……なるほど。無理する必要はありませんが、性格も努力で変えられるということは知っておいたほうがいいですね。光明思想の大家として知られるノーマン・ヴィンセント・ピール博士は子供のころは引っ込み思案でしたし、吃音症や赤面症の人がトップセールスマンになったりすることはよくあります。Nさんがあまり悩まないほうがいいかもしれないですね。親の不安を感じ取ると、自己不信が増幅して余計に不安になることもあります。それに親と子は別々の魂を持った存在。親にできるのは、子供に影響を与えることぐらいです。

N 確かに私が心配しすぎてしまうのも、自信をなくす原因になっているのかもしれません。やはり、娘も神の子、仏の子だと思って信頼することが大事ですよね。

 「信じて解き放つのが愛」とも言います。娘さんもお若いですから、まずはNさんが焦りすぎないことが大切だと思います。

N そうですね、娘を信じてしっかり向き合ってみます。ありがとうございました!

 

Shaku’s Advice

親子であっても別の魂。
努力で変わっていけることを信じて見守りましょう。

 
(「Are You Happy?」2018年11月号【釈量子のお悩みクオンタムリープ!】)

釈量子 

幸福実現党党首

1969年11月10日、東京都小平市生まれ。國學院大學文学部史学科卒業後、大手家庭紙メーカー勤務を経て、1994年に宗教法人幸福の科学に入局。学生局長、青年局長、常務理事などを歴任。幸福実現党女性局長などを経て、2013年7月幸福実現党党首に就任。

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