天使ってどんな存在? ─天使のお仕事紹介─

天使はどんなふうに私たちを見守ってくれているの?
私たちが天使の存在を感じて、もっと導きを得るために、天使の役割とその仕事の一部をご紹介します。

 

天使とは...

人間として、何度もこの世とあの世を生まれ変わるなかで、悪い心を持たず、人の幸福を願って良い行いをし続けてきた存在。「人を幸せにしたい」という愛の思いが、まばゆい後光や翼となって現れています。

 

天使の役割

神様の代理として、世界を平和にし、ユートピアを創ること。東洋では天使のことを「菩薩」と呼び、キリスト教や仏教だけでなく、日本神道、儒教、イスラム教などにも天使軍団が存在し、各宗派を指導しています。

 

亡くなった人を諭す導きの天使

死後、人間をあの世に導くのは天使の仕事です。「あなたは死んだ」ということを自覚させたり、あの世のガイダンスを行ったりしています。中絶などで亡くなる胎児の魂を、大人の意識になるまで育てるのも天使の役目。また、地上で戦争や大震災などで、多くの人が亡くなるとあの世は非常に忙しくなります。

 

地獄に堕ちた魂を助ける救済の天使

自ら地獄へ赴き、迷える魂を救い出す天使もいます。その仕事はとても大変で、ときには羽から血を流しながら活動している天使もいるのだとか。そのため、地獄に“天使のベースキャンプ”を作り、そこを足場に天使たちは活動しています。マザー・テレサもそのひとりです。

 

障害を持って地上に生まれ周りの人々を感化する天使

あえて障害を持って地上に生まれ、人々に希望と勇気を与える天使もいます。たとえばアスペルガー症候群と判定される子供のなかには、光の天使の性格を備えている子も多いとか。ヘレン・ケラーや画家・山下清も光の天使と言われています。

 

地上の人にインスピレーションを降ろし、幸せを願う天使

天使は人間に対して、さまざまな形でインスピレーションを降ろし、地上のユートピア化を進めています。たとえば、「あなたの結婚相手はこの人よ」と運命の相手を教えることも。経営者や画家、一流ブランドデザイナーなどには、専門的な天使からアイデアのインスピレーションを降ろしたりしています。

 

天使予備軍を教育する天使

天使予備軍に対して教室を開き、「天使の仕事」などについて教える教師役の天使もいます。天使予備軍は、天使になるための訓練として、今度は自分が教師役となり、死後間もない魂に向けて、あの世のガイダンスをしたり、浅い地獄で迷っている魂を導いたりして、経験を積んでいます。

 

地上に生まれてリーダーとなり人々を導く天使

地上に人間として生まれ、さまざまな分野のリーダーとなって人々を幸福に導こうとする天使は大勢います。しかし、大きな使命を持った天使にはそれ相応の試練がつきもの。明治維新の志士たちのように、信じる道を遂行した結果、迫害に遭い、早くに生涯を終える方もいます。

印刷する