子育て110番_201806

「負けたとき、間違えたときが成長のチャンス!」子育て110番 vol.83(試し読み)

「私の子育て、これでいい?」――子育て中のママたちは、毎日が試行錯誤の連続です。そんなママたちに、大切な子育てのヒントをお届けします。

超負けず嫌いで、超穏やか!?

最年少プロ棋士・藤井聡太六段や、生きる伝説と言われる羽生善治永世七冠の活躍で、昨年から空前の将棋ブームが続いていますが、実は私も将棋ファンのひとりです。

将棋は、囲碁やチェスと同じく古くからあるボードゲームの一種ですが、プロ棋士の対局を見ていると、ゲームという言葉からはほど遠い、真剣勝負の世界であることがわかります。「将棋は、盤上での命の取り合い。生きるか死ぬかの戦いです」と表現する棋士もいます。たしかに将棋の駒の「歩兵」や「王将」などの呼び名でもわかるように、盤上の40個の駒一つひとつが戦場の兵士であり、いかに全軍を躍動させて相手の王将を詰ますか、という勝負なわけです。しかも一回の対局は、長いものになると12時間を超えます。超がつくほどの負けず嫌いでなければ、プロ棋士にはなれないそうです。

ところが、プロ棋士は皆、発する言葉も物腰もたいへん穏やかで謙虚です。どの棋士も自制心の塊のように見えます。藤井六段の言動も15歳とは思えない聡明さと落ち着きを湛えていますが、幼少時は、勝負に負けるとひっくり返ってのた打ち回るほど悔しがったそうです。超負けず嫌いで超穏やか、この一見相反する性質がどうして同居するのか、子供の教育に携わる私は、非常に興味を引かれました。……

本誌には他に以下のような内容が掲載されています
・将棋やスポーツで強くなる方法
・勉強を通して謙虚さを培うためには

 


 
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記事DATA

奥田敬子 Keiko Okuda

早稲田大学第一文学部哲学科卒業。現在、幼児教室エンゼルプランVで1~6歳の幼児を指導。毎クラス15分間の親向け「天使をはぐくむ子育て教室」が好評。一男一女の母。