子育て110番_201801

【試し読み】子育て110番 vol.79「神様からのプレゼントを 大切にしよう!」

「私の子育て、これでいい?」――子育て中のママたちは、毎日が試行錯誤の連続です。そんなママたちに、大切な子育てのヒントをお届けします。

たろうとすずめのお話

エンゼルプランVのお教室では、クリスマスが近づくと、子供たちに「たろうとすずめ」の紙芝居を読んであげます。これは、大川隆法先生のご著書『太陽の法』の中に出てくる「愛」についての挿話をもとにしたお話です。

ある日たろうは、三羽のスズメのおしゃべりを耳にしました。三羽は、「この世でいちばんすばらしいものは何か」について話し合っています。

一羽目のスズメは、この世でいちばんすばらしいのはお天道様だと言いました。二羽目のスズメは、水がこの世でいちばんすばらしいと言いました。三羽目は、空気だと言いました。

もし、お天道様や水や空気がなかったら、人間も動物も植物も生きてはいけないし、育つこともできない。だからスズメたちは、毎日お天道様や水や空気に感謝をして生きている。それにくらべて人間は、自分たちがこの世でいちばん偉いと勘違いして、感謝の心を忘れ、自分勝手に生きたり、贅沢に生きたり、争い合ったりしている。本当に困ったものだ、と言うのです。

スズメたちの話を聞いたたろうは、人間であることがとても恥ずかしくなりました。しかしたろうは、ある老人から大切なことを教わります。それは、人間はたしかに愚かなところもあるが、神様は、人間に、愛という神秘の力を与えた。だから人間は、見えない神様を感じたり、互いに愛し合ったりすることができるのだ、と言うのです。老人の話を聞いたたろうは、ようやく、人間であることに誇りを感じるようになりました。

神様からの透明な贈り物

スズメたちの言う通り、太陽や水や空気は本当にありがたいもので、それがなければ、私たちは一日も生きてはいけません。しかし、太陽も水も空気も、あることが当たり前過ぎて、日ごろ感謝をするどころか、その存在を意識することすらありません。

そう、神様からの贈り物は、どれもみんな透明で、そのありがたさになかなか気づくことができないのです。
……

 


 
こちらの記事もおすすめ!
パンダちゃんと一緒に学ぶ 心がすくすく育つ絵本 『パンダルンダ』
人気小児科医に聞きました お母さんの「ほめ言葉」は子どもの心の栄養

アユハ2018年1月号表紙アイキャッチ
続きは本誌へ
記事DATA

奥田敬子 Keiko Okuda

早稲田大学第一文学部哲学科卒業。現在、幼児教室エンゼルプランVで1~6歳の幼児を指導。毎クラス15分間の親向け「天使をはぐくむ子育て教室」が好評。一男一女の母。