web-201801-石川まりこさん

試し読み【INTERVIEW】石川真理子さん(作家)「夫は男らしく、妻は女らしくあるほうが夫婦はうまくいきます」

『女子の武士道』『乙女の心得』などの著書から現代女性が知っておきたい日本女性のたしなみや心構えを伝える作家の石川真理子さんに、妻としての心得をうかがいました。

祖母の生き方は女子の武士道そのもの

私は武家の娘として厳格なしつけを受けた祖母と12歳まで暮らしました。祖母から教わったことの数々は、まさに「女子の武士道」「婦道」といえるものでした。

祖母の時代と比べると、現代では「嫁ぐ」「妻になる」ということへの決心や覚悟がまったく違うのではないかと感じます。あくまで想像ですが、当時、嫁ぐということはすべてを捧げるくらいの覚悟だったと思うのです。

戦後は男女平等思想のもと、戦前の教育が女性を虐げていたと言われ、修身教育が廃止されました。でも修身は、武家の女性教育を引き継ぐ形で明治時代から始まったものです。修身が立派な日本の女性をつくったのは間違いありません。

修身教育がなくなった結果、「女性とはこうあるべき」というお手本や感覚が日本の女性から失われてしまいました。私も戦後世代ですが、祖母からしつけを受ける中で、「将来はいい奥さん、いいお母さんになるのが私の役割」という思いが自然と芽生えました。祖母の流儀――戦前の女子教育、もっと言えば、武家の娘のしつけの欠片をいただいたと思っています。

男らしく・女らしくが本当の男女平等

来年から道徳が教科になるそうですが、道徳教育でも、「男の子・女の子はそれぞれどうあるべきか」を教えるべきです。陰陽道では男性は「陽」、女性は「陰」とされていますし、男女が分かれているのは大宇宙の理であり、法則だと思います。それぞれの役割が果たされなければ、調和もありえません。男性は男らしく、女性は女らしくある。それができて初めて、本当の男女平等や男女同権といえるのではないでしょうか。夫婦も、夫は夫らしく、妻は妻らしくあることで対等になれます。お互いに協力し合うことで進歩し、発展していくわけですから。

「男らしく、女らしく」と言うと、「セクハラだ」などという声もありますが、言葉尻ばかりを捉え、真意をくみ取らないでいると、本質を見失ってしまいます。セクハラと決めつけることで、むしろ皆、生きづらさを感じてしまうのではないでしょうか。今、ジェンダー思想が進んでいるとされますが、それで昔よりも女性が幸せになったのかは疑問です。もう少し冷静に、本来の男女のあり方を考えてみてはいかがでしょうか。

本誌では他にも以下のようなインタビュー内容が掲載されています。
・戦前は今よりも守られていた女性たち
・今、妻として何をすべきか見極める
・笑顔で「はい」と返事
・今を一所懸命に生きる

 


 

Present

石川真理子さんのサイン入り著書『女子の武士道』(致知出版社)を3名様にプレゼント。くわしくは本誌をごらんください。

読者プレゼント石川真理子さん本

女子の武士道

致知出版社 \1,512

アユハ2018年1月号表紙アイキャッチ
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