web-201701-清田夫妻

Culture Interview 映画「Reversed Destiny」監督・脚本 清田英樹さん プロデューサー 清田ミシェさん

魂は黒人にも白人にも生まれ変わる。
そのメッセージをストレートに映画にしました。

人種を逆転させて生まれ変わった黒人と白人の物語

ユナイテッド国際映画祭にて「最優秀ドラマ映画賞」を、同じくハリウッド映画業界向けの Accolade Global Film Competitionにて「Award of Merit」、カナダのThe Open World Toronto Film Festival 2016で「最優秀ロング短編映画賞」を受賞した短編映画「Reversed Destiny」(日本での上映は未定)。本作を作り上げたのは、本格的な映画製作は初となる日本人夫婦だ。監督・脚本を務めた清田英樹さん(以下「清」と表記)、プロデューサーの清田ミシェさん(以下「ミ」と表記)にお話をうかがった。
「幸福の科学では転生輪廻の思想が明確に説かれていて、魂はさまざまな時代や地域に生まれ変わっていると教わっています。つまり、人は本当は、いろんな人種を経験しているはずなんですよね。人種差別をなくすためには、この教えを絶対に伝えないといけません。そこで、黒人と白人が逆転して生まれ変わる、という映画のアイデアを思いつきました。奴隷制の時代に“黒人を殺してしまった”“白人に殺された”という過去を持つ魂が、人種を逆転させて生まれたとしたら、どういう人生になるんだろうか、と」
「ニューヨークで俳優・女優を募集したときには、まだシナリオは出さずに、概要とキャラクターの個性だけを発表したんです。それなのに、感動したとか、ぜひ出演させてほしいといった声が多くて驚きました。白人・黒人限定で7人の募集に対して250人が集まったんです。何か伝わるものがあったのかなと思います」

困難と奇跡の連続だった製作秘話

キャストやスタッフ募集、打ち合わせやロケ地の選定といった準備を事前の1カ月で済ませ、実際の製作のためにニューヨークにいたのはわずか3週間。撮影を行ったのはなんと5日間のみだという。……

―――続きは本誌へ―――

「Reversed Destiny」
(日本上映未定)

監督・脚本:清田英樹 プロデューサー:清田ミシェ 出演:ウィリアム・ジョーゼット、ナイジェル・クイン、グレゴリー・コールほか 2016年/アメリカ/25分(短編)

1850年代のアメリカ。ある白人の男性が、黒人の奴隷を銃殺した。白人の男性は死後、地獄に落ち、生前に自分が犯した過ちによって150年間の苦しみを味わうことになった。地獄で心から反省した白人男性は、2000年代に「黒人」として再び地上に生まれ変わることになるが……。

清田さん映画

1月号表紙画像
続きは本誌へ
記事DATA

清田英樹さん Hideki Kiyota

映画監督、プロデューサー、作家、脚本家、起業家。VISUAL WORKS 代表。

1969年9月2日横浜生まれ、東京都出身。慶應義塾大学商学部在学中は俳優を目指し、CM出演や司会等を経験。卒業後は商社勤務を経て30歳より映画監督を志し、以降、ミュージックビデオ監督、TV報道番組ディレクター、映画メイキング監督等として活躍。2016年、自己資金にてニューヨークで撮影した短編映画「Reversed Destiny」(監督・脚本・プロデューサー・編集を兼ねる)が、ユナイテッド国際映画祭にて「最優秀ドラマ映画賞」、ハリウッド映画業界向けの Accolade Global Film Competition にて「Award of Merit」、カナダのThe Open World Toronto Film Festival 2016で「最優秀ロング短編映画賞」を受賞。著書に『Road of GOD-神の道-』(文芸社)『アンダーカバー』(Amazon)がある。

公式サイト

清田ミシェさん Miche Kiyota

映画プロデューサー、アートディレクター

大学卒業後、国内やロサンゼルスで映像制作やVFXを学んだ後、クリエイター、モデル、司会、映画・映像出演などマルチに活躍。2016年ニューヨークで製作した短編映画「Reversed Destiny」(清田英樹監督)ではエグゼクティブ・プロデューサー、キャスティング・ディレクターを兼ねる。現在は、エンターティメント・プロデューサーとして、グローバルなエンターティメントの展開に力を注いでいる。