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生徒の指導の仕方が 分かりません。【竜の口法子校長の熱烈エール】

〔今回のお悩み〕

公立高校の教員をしています。今の子供たちは繊細な子が多いのか、たいへんなことから逃げたり、挑戦するのを嫌がったり、被害妄想が強かったり、少し注意すると学校に来なくなったりという傾向が見られるように思います。ちょっと叱ったりするだけでパワハラと言われるので、教員たちは保護者や生徒たちの顔色を伺いながら過ごしており、教師としてのやりがいを見失いそうになります。どのように考えたらいいでしょうか。(35歳/千葉県)

子供たちの純粋な思い

あなたがおっしゃるように、今の子供たちは、たいへんなことから逃げたり、挑戦するのを嫌がったり、被害妄想が強かったり、少し注意すると学校に来なくなったりという傾向は、昔より多いように感じるかもしれません。「子供たちの心が折れる」という言葉もあります。しかし一人ひとりに接していくと、今の子供たちにも「まっすぐ伸びていきたい」という純粋な思いが確かにあります。

生徒指導は愛と信頼が大事

学校現場に限らず、パワハラと言われるようなことには気をつけなくてはなりませんが、どんな時代であっても、教育者は、生徒の人格否定や、容姿など相手に不快を与える発言や、暴力などは絶対にあってはなりません。生徒指導で一番大切なのは、「愛と信頼」だと思います。

あなたと生徒は、縁あって〝同じ高校の教師と生徒〞として出会い、共に学び合っています。常に生徒の成長を一番に考え、寝ても覚めても、生徒たちのことを考えている教師は、尊敬されるでしょう。そしてこのような信頼関係の中で、善悪の観点から叱らなくてはならない場面でしっかり指導したならば、生徒を善導できます。

また、保護者との良き関係を築くコツは、コミュニケーション量だと思います。普段からコミュニケーションが取れていた場合、何か問題があっても、きちんと丁寧に説明すれば理解していただけます。保護者も、我が子の成長を願っています。学校と保護者と連携し、子供たちを育てていこうという協力体制を組んでいきましょう。

信頼する大人に出会えたとき生徒たちは心を開く

今、大事なことは、志を持って教師を目指したあなたが、やりがいを見失わないことです。高校生は、まだ反抗期が続いている子もいますし、思春期です。友達や異性関係で悩み、容姿や成績を人と比較して劣等感を抱き、将来の進路に不安になるなど、人生で最も「揺らぎ」の中にあります。だからこそ、信頼できる大人に出会えたとき、生徒たちは心を開きます。

どの子も伸びていこうとするエネルギーを持っています。すべてを吸収できるこの時期に、心身ともに成長したいという心が子供の中にあることは、昔も今も変わりません。

中高時代は、仏教的には「縁起の理法」、つまり、努力した結果がしっかりと結果で現れる時期です。
勉強もスポーツも、努力は報われることを教え、挑戦することの大事さをぜひ、あなたの姿で伝えてください。「たとえ失敗してもチャレンジしたことは自分自身の糧となり、成長しているのだ。努力に賭けよ」ということを教えてください。混沌とした時代に、困難を乗り越えるたくましい子供たちを育てましょう。もう大丈夫!!

(「Are You Happy?」2025年9月号)

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竜の口法子 

幸福の科学学園 那須本校 校長

1969年静岡県生まれ。文教大学文学部卒業。幸福の科学学園・那須本校の校長。中高時代は陸上部に所属。最近はエアロバイクにハマっています。

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